この物語は、飢えて意識を失っていた魔女にエルフが寝床と食事を与えたことから始まる。
魔女は世界最強を名乗る女で、事実、あらゆる魔法を行使し、あらゆる武術で敵を薙ぎ倒していた。
そして、植物学者であるエルフは彼女の手を借り、辺境の地にある草
だろうが、希少な資料だろうがいくらでも手に入る環境を手にする。
おかげでエルフは学会に大きく評価され、成り上がっていった。
これはきっと、魔女との契約だ。代償があるに違いない。
だが、それでもエルフは魔女と共に生きることにした。
何故なら、強さに、美しさに、恋をしていたから。
その先に待つ未来も知らないで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 22:55:45
26064文字
会話率:28%
突然異世界に召喚されてしまった美早。姫巫女として人々を救い、王国の闇を打ち払った彼女は、役目を果たしたご褒美に「どんな望みでも可能な限り叶えよう」と王様に言われる。女嫌いの陛下に、彼女が望んだことは自らとの結婚だった――。「お前は魔女だ!
悪魔だ!」「一国を救ったご褒美に、王妃になりたいと願っても罰は当たらないと思いますよ?」 以前あげた短編のその後。結婚式から数時間後の初夜のお話です。※ただし色気なし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-18 22:15:56
7198文字
会話率:47%