──彼女は誰にも渡さない。
物心つく以前よりルージュという名の女吸血鬼に囲われていた少女は、魔物を専門とする狩人の女性ペリドットに保護され、カッライスと名付けられた。
ペリドットのもとで人間らしく生きる術を学ぶことになったカッライス
は、同じくペリドットに保護されていた人狼の少女アンバーと絆を結んでいく。
アンバーと共に成長する中で、魔物と人間の種の違いを学びつつも、カッライスは魔物に対抗する術を身に着けていく。
やがて成長し、対魔物用武器の所有資格を持つ狩人となったカッライスは、自分の育ての母でもある吸血鬼のルージュをひたすら追いかけ始めた。
彼女の命が他の狩人たちに奪われないために。
※毎週金曜日に更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-28 17:00:00
372620文字
会話率:29%
美味しい獲物を楽に捕まえるため。それが、花の妖精が蜘蛛の魔女――絡新婦に囚われた理由だった。
放っておいても甘い蜜の香りにつられて獲物はやってくる。その中でも好物である蝶の妖精――胡蝶を捕まえることを絡新婦は夢見ていた。
全ては計画通り。胡
蝶が手に入るのも時間の問題のはず。
けれど、花の妖精は言うのだ。このままでは、胡蝶は誘き出せないのだと。
ならばどうすればいい? その問いかけから、絡新婦の計算は狂っていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 18:02:08
8592文字
会話率:29%
花の精霊である白珠(しらたま)は、蝶の精霊である瑠璃(るり)によって、大人になったお祝いに素敵な住まいを贈られた。ふたりでこの場所を新しい国にしよう。そんな瑠璃の言葉に従って、白珠は瑠璃にだけ蜜を捧げる甘い生活を送り始める。一方の瑠璃は、
白珠を心より愛でながら相応しい相手を探して飛び回り、目に見えない花粉を運ぶ日々を送っていた。
だが、そんな二人は突如として、悪夢に見舞われる。瑠璃が花の魔女の罠にかかったことをきっかけに、精霊の森を支配する大精霊同士の戦いに巻き込まれてしまうのだ。不穏な空気になっていく森の中で、二人は共に生き延びられるのか。愛と未来をかけた物語がここに始まる。
全40話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 20:00:00
199937文字
会話率:31%
ボクはウサギで、ポチは(自称)犬。
だけど何でかな。ボクにはポチが大蛇にしか見えない。
そしてボク以外のひとたちも、ポチは蛇に見えるらしいよ。
うん、だってポチは間違いなく蛇なんだから当然だ。
そんなポチと、何故か旅をするボク………。
最終更新:2014-09-27 15:28:45
5192文字
会話率:11%