存在感が薄い。
もはや空気。
佇む姿は亡霊のよう。
そんな散々な評価をされていた『伯爵霊嬢』コニッシュ・スウは、十五歳の時に闇の聖霊神より【魅了の魔眼】の祝福を与えられた。
しかし、十八歳になったある日、身内は元より国からも【魅了の魔眼】
など、危険すぎると国外追放を言い渡されてしまう。
そんなコニッシュを救ったのは魔族の国。
「へー、【魅了の魔眼】。普通だね」
「普通なんですか!?」
普通らしいです。
じゃあ普通に生きられるのかな……?
しかも闇の聖霊神から直接祝福の加護を与えられた者は『神子』、私が偶然助けた異世界人は『招き人』として王に次ぐ尊い存在と呼ばれている? ええ?
※カクヨムに読み直しナッシング先行公開しております。
※小説家になろう、アルファポリスは改稿版を掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 12:00:00
101096文字
会話率:39%
ハルト・T・ヘルメス34世。それがこのアルリーヘン王国で暮らす"元"日本人である"招き人"の俺の名前だ。この国にきて三年が経つが、また新しい"招き人"が来るようだ。これから忙しく
なりそうな気がする。侍女のベアトリーチェと共に王国で生活する俺のお話。
「和風なオンライン」とは違って今回は異世界ファンタジーものです。向こうでは書けなかったものを形にしました。よろしければご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-13 23:45:26
7562文字
会話率:38%