そこはパラレルワールドとも、夢の世界とも呼ばれている世界。
しかしその世界はそのどれとも違っていて、多数の扉が存在した。
そこにはマネジャーと呼ばれる人物がいた。
その人物の案内で、老若男女の人々が世界の扉を開いていく。
お菓子の装飾をされ
た扉、巨人がはいるような巨大な扉。黄金でできたとても目立つ扉に、壁と同色のとても目立たない扉。
さて、あなたはどこの世界に行きますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 20:30:26
924文字
会話率:0%
上乃弦二は夢を見ていた。
独特な浮遊感。真っ白な世界。現れた無数の扉。
そして、狐の頭をした紳士が現れる。
「扉の世界へようこそおいでくださいました。上乃弦二様」
その『狐の老紳士』はしわがれた渋い声で弦二へと語り掛けてきた。
「この
扉の数々は、現在のご主人様が歩む可能性のある未来への入り口。人生にはきっかけをつくることによって無数の道筋が生まれるのです」
どうせ夢の中だと聞き流していた弦二は、思わぬ言葉に耳を疑った。
「南雲詩由、望月玲、そして坂之下夏――この三名がご主人様のよきパートナーとなりうる存在です」
「えっ、ま、マジで?」
「そして、この機会を逃せばご主人様は結婚できません」
「はぁっ?」
夢の中での荒唐無稽な展開に弦二は翻弄されつつも、狐の老紳士に促されるままに現れた扉の一つを開く。
「ご主人様の人生が、よき道程とならん事を――」
弦二を中心とし、三人の少女の色は強く、鮮やかに混ざり合う。
それは夢の中に出てきた狐の老紳士との出会いが、始まりであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 23:53:46
120759文字
会話率:49%
最悪の奴隷商人、マスターと呼ばれる男が居た。
彼は金銭術という特殊な能力を操る。
それは『どんなものでも買う事ができる』という能力だった――――
ひょんな事で現代日本からドロップアウトしてしまった名もなき一般男性。
彼は『扉の世界』を通じ
て金と魔法と奴隷の世界へ、マスターとして転生した。
マスターはなんらかの目的を持って『金』と『禁忌の子』を集める。
『歪み』と戦い『是正者』を退け、力を蓄えて何をするのか。
『概念』とは、『神』とは一体なんなのか。
謎は少しずつ明かされていく。
マスターは仲間たちと共に、襲い来る困難に立ち向かう。
敵も少しずつ強大になっていく。
その果てに待ち受けるものは一体なんであろうか。
1.3.5章は語り口調で進行する過去の話。時々『映像』が入ります。
2.4.6章はマスターや仲間たち、時には敵の視点で進行する現在の話。
戦闘:序盤は少ないですが段々増えていきます。
女の子:いっぱい出てきます。大体散々な目に遭います。
えっち:そこそこあります。苦手な方注意。
流血:そこそこあります。苦手な方注意。
苦悩:あんまりありません。いや、嘘です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-07 19:03:20
467647文字
会話率:27%
2020年、突如14個の扉が現れた。
1つ1つの扉の中に広大な世界があり、物語がある。
変わることのない日常に退屈をしていた朝田夜は親友の相原爽真と後輩の百瀬光希と5の扉の世界[ミランストガリア]へと足を踏み入れる。
さあ冒険の始まりだ。
最終更新:2015-11-24 15:42:44
2101文字
会話率:18%