帝国【プリン大好き】は10歳の誕生日の時に魔物を1匹、召喚獣としてパートナーとする。呼び出した魔物の強さ、能力でその人の一生が決まるといっても過言ではない世界。
そんな帝国の村に1つの生命が宿る。その名はリンプ。
家族親類全てが天才を超えた
天災とまで呼ばれる者達で当然リンプも将来を期待され愛され育つ。が、迎えた召喚の儀に出てきた魔物はゴブリン。そしてありえないことにリンプは呼び出したゴブリンに殴られて生死に関わる傷を負う。そんな彼が目覚めたときに待っていたのは家族からの温かい言葉ではなく【契約の儀を失敗して】豹変してしまった家族。友人の元を尋ねるが友人は友人ではなくなった。本来なら狂ってしまうリンプに突然【知識】が流れ込んでくる。「ステータスオープン」無意識に紡いでしまった言葉に現れた者は【サモナーLv1】【魔物からの嫌われ者LvMAX】。
そんなサモナーなのに魔物をテイムできる気がしないお話の予定。
※傭兵団に入り成り上がろうとしていきます。
ステータスはありません。
剣と魔法と魔物というパートナーの世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-05 18:00:00
8053文字
会話率:9%
ドロドログチャグチャした家庭環境ですくすくと育ってしまったせいか、若干世界を斜に眺める高校生神薙(かみなぎ)悠人(はると)は幼少より厨二病に目覚めとくに神童と呼ばれることもなく生きていた。そんなある日、突如として悠人の眼前に分水嶺が現れる
。自身のそっくり野郎ことクラディウス・ヴァン・ヴィルヘルの『一緒に異世界行かないかい!?』的な勧誘に即座にOKした悠人はチートアイテムを受け取る。が、順風満帆にスタートするかなと思いきやろくな説明も受けずいきなり異世界に転送される。そんなこんなで異世界に来たものの、チートってどうやって使うんですか?あれやこれやという内にイノシシ型モンスターに襲撃された悠人は死に物狂いで逃走。奮戦虚しくまさか出落ちするのかと思った瞬間、肩から胸に鎧を纏いスカートを靡かせる金髪の美少女に助けられる。お礼を言おうとすると何故か思いっ切り抱きしめられ一言、『ああ、クラス。私の愛しい人』……なんのこっちゃ。半ば強制的に連行された先には3000を超える集団が。どうやら悠人はクラディウスと誤解されているらしい。驚くことに、この集団は王政に抵抗するレジスタンス。そしてトップがクラディウス。これは異世界に来た途端、美少女な彼女と3000人の部下、そしてレジスタンス『黒牙の妖狼』の頭という大層な肩書きを手に入れた若干ひねくれた高校生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-08 00:00:00
8541文字
会話率:27%