クソゲーと名高いVRアクションRPG『破滅世界のファンタジア』のプレイ中に異世界召喚に巻き込まれてしまった少女は気が付くと、ゲームのキャラクターである『アリス』になってしまっていた。
巻き込まれた影響か、『人間』であるアリスが召喚されたの
は、魔族の国の森の中。
魔族と人間は敵対関係にはないが、人間の扱いは最底辺だ。
そんなアリスの望みは、『平穏に生きる』こと。
だが、ゲームのラスボスも打ち倒すほどの力を持つアリスは、この世界でも最強の存在。
最底辺のE級冒険者からスタートしたアリスだったが、望んだ平穏な生活など得られるはずもなく……?
――そう、これは平穏を望む『最強の少女』の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 09:54:29
277020文字
会話率:58%
【MFブックスより書籍化し、1〜6巻発売中】
大陸西方の小国であるクラリス王国に、「王都のごくつぶし」と呼ばれる青年士官がいた。彼は魔法全盛の時代にほとんどの魔法を扱えず、出来損ないの士官として地方へ左遷されてしまう。
しかしやる気のな
い彼は左遷を喜び、田舎都市で楽隠居を決め込むつもりであった。
だが彼の願望とは異なり、時代の激動は彼に歴史の表舞台へと立つことを要求した。
この物語は「王都のごくつぶし」、「カーリンの昼行灯」と呼ばれた、やる気なし青年士官であるユイ・イスターツが、「救国の英雄」と呼ばれることとなる大陸騒乱の物語である。
(Unmotiveted hero’s tale Ω)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 21:00:00
1263980文字
会話率:49%
人里離れた山奥で育ったリア。この国では珍しい魔術適正持ちなのに高威力の魔術が使えず、弓の技術を鍛え上げ半猟師半冒険者として暮らしてきた少女だ。生活のために魔物を倒す。冒険者としての栄達や成り上がりを求める気もなく一人で魔物を狩っていた少女は
、十八歳になったのをきっかけに交易都市アルカクへと居を移し、自分と同じようなスタンスの冒険者パーティ“魔物狩り”と出会う。リアは彼らと程々に魔物を狩りつつ都会生活を満喫する予定だったが、出現するはずのない高位魔物や影で糸引く存在との遭遇によって日常から少しずつ遠ざかり始め――。
というお話です。訳アリ冒険者によって構成されている“魔物狩り”が国家や宗教・世界のいざこざに巻き込まれつつ、過去を乗り越えたり、魔法や瘴気など世界の秘密と向き合っていく(予定)。王道ファンタジーに見せかけてやや獣道かもしれません。
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タイトル通り一章は説明要素が多めになっています。
お話の中に登場する宗教・思想・国家・商売などすべての事象はフィクションです。現実世界における何らかを批判もしくは支持する目的はありません。想像上のものとしてお楽しみ下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 21:00:00
331455文字
会話率:37%