人口わずか50人の小さな島・乏薬島で育った天宮斗愛(とあ)。外界との接触がほとんどないこの島で斗愛は、平穏な日々を送っていた。
そんな斗愛は幼い頃によく遊んだ森を訪れると、祠に灯りがともっていることに気付く。
そこで斗愛は人を喰らう1人の少
女を目にしてしまう。助からないことを確信した斗愛は恐怖と混乱の中、その場を無我夢中で逃げ出す。平穏なはずの島に隠された、真実が明らかになろうとしていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 19:16:08
37705文字
会話率:46%
ある日、私の祖母が亡くなった。
死に際に残した遺書と手記を読んで、私は祖母の秘密と人生について知ることとなる。
その秘密は天地を揺るがすもので、その人生はとても酷くおぞましいものでした。それらの物が私に与える影響と、私が選ぶ選択は何か。
最終更新:2024-09-22 17:08:47
5782文字
会話率:3%