久乃は幼いころから祖母に厳しく育てられていた。勉強はもちろんの事、バイオリンや英会話など息つく暇なく人生を過ごしていた。そんな久乃のたった一つの楽しみは、薬草を配合し祖母に黙って祖母の体で実験する事だった。健康になる祖母を見ると嬉しくなりそ
れを励みに生きて来た。久乃が18歳になった時、異世界の扉が開かれた。現世の記憶はそのままに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 14:36:59
43319文字
会話率:12%
「ー偽りのペルソナを被る死徒に天使は選ばれしー」と天命が降る。
神は善足らんとする者に、一匹の天使を創造した。愛の自由に寄与する天使は、愛に溺れ、神へ暴決する。堕天の春化を天使は迎え、愛の音色は双曲を奏でだす。
「ー神に祝福あらんことを
ーエンゼルデビルー」
夜空は深淵を呑みこむ暗黒に染まる。愛は逢いでもくるりと闇に入れ替わる。
堕天使は、惡の華に宿り、強姦、窃盗、虐殺、謀殺、故殺、嬰児殺し、毒殺、横領、放火、反逆、鮮血を愛する業魔へと喰われ、花が咲く。悪の華には悪魔が宿る。
時は経ち天使と悪魔の子が宿る。
天使と悪魔は、子に強姦、拷問、虐殺を繰り返し体に刻み、育てた。
「ーぎゃーーーーーーーーーッ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 09:43:21
3356文字
会話率:32%
人ならざる声を聞く。主人公の空は昔から人には聞こえない音が聞こえていた。その体質もあってか物探しが得意で、失せ物探偵と呼ばれたり呼ばれなかったり。ある日、そんな噂を聞きつけて一人の女性が物探しを頼みにくる。それはどうやら、身内からの贈り物
のようで……その女性から溢れる愛の音を聞いてしまった空は、断る事が出来ずに引き受けてしまう。
『他人事に関わると碌な事がないぞ』と、個性的な姿の人形から警告を受けたり、ペットの鴉と甘えたり、笛を吹いたり、空は色々な音に触れていく。いつか自分の探し者が見つかるまで。
◇◇◇◇◇
空に響くシリーズ第一作。一話完結短編集。タイトルは仮。いっそ募集中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 12:00:00
14682文字
会話率:53%
恋とは何か、愛とは何か、恋愛について全くの興味がない主人公、九 一十(いちじく いと)は、ネットで一人の女性と出会う。その女性も恋や愛がわからない。そんな二人が愛とは何かを知っていく物語。
最終更新:2019-12-16 20:25:29
257文字
会話率:0%
哀しみを抱えたふたりは出逢った。
12月の空の下で、動き始めた運命。
最終更新:2015-12-20 22:40:40
232文字
会話率:0%
両親からの勧めで小さな頃からずっとやってきたピアノ
何度もピアノを辞めたいと思っていた
17歳になってその気持ちで一杯になったとき
あるきっかけでピアノを続けたいと思う
最終更新:2015-10-18 21:39:11
857文字
会話率:67%