アラサー会社員・五十崎啓助は、美貌の聖女の力により異世界転移をしてしまう。
魂が乗り移った相手は、謀反の疑いを掛けられている王弟・ギルロード(十八歳)
国王に王都を追放され、幻獣の住む僻地の島へ行くハメになるのだが……。
冒険コメディフ
ァンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 19:23:47
55778文字
会話率:40%
リーファニア王国の王宮ハウスメイドであるカトリーナは、推しであるジョフリーを想いながら、ぬいぐるみを作っていた。
そこへメイド仲間から驚きの報告をもたらされる。
いままで影が薄くて、ろくに喋らなかった王弟ギルロードが、別人のようになったとい
うのだ。
メイド長に命じられて、カトリーナはギルロードの部屋に食事を持って行くのだが……。
「 悪役王弟だが王都を追放されたので王位を簒奪することにした」の番外編(文学フリマ大阪12で無料配布本にしました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 19:22:22
6832文字
会話率:26%
「光魔法は稀有な力である。国のために貢献せよ」
急に下町の小さな家に押しかけて来た国からの使者だという男たちにそう言われて、セシリアは王都の学園に特別入学をすることになった。
十六歳、春のことである。
ここは魔法のある世界。
学園生活に胸を膨らませるセシリアだったが、どこか見た事のある麗しの貴公子たちからはことごとく邪険にされてしまう。
彼らを見て気が付いたが、ここはファンタジー小説の世界だった。セシリアはヒロインの聖女のはずなのに、皆はライバル令嬢のリディアーヌばかり溺愛し、セシリアには必要以上に冷たい。
(だったらいいです。私も勝手にしますから!)
開き直ったセシリアは何もかも無視をして、前世の最推しかつラスボスであるヴァンスの死亡フラグをへし折るために全力で関わることにした。
はじめは当たり障りのない態度だったヴァンスも、愛の力(?)で発光するセシリアに段々と心を開いてくれるようになる。
セシリアを嫌っていたはずの面々の態度も徐々に軟化していくが、そんなことは置いておいて、
「リア。いけない子だ」
「はひ……!」
セシリアは今日も推しに夢中である。
これは、原作小説と違って何故かみんなに嫌われているセシリアが、推し(教師かつ死亡フラグ付きのラスボスかつ王弟殿下という全部乗せ)に捨て身でぶつかり発光しながら世界を救うお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 08:36:03
34068文字
会話率:28%
繰り返される世界に、悪役たちは絶望し、やがて心を失っていく…………というシリアスに擬態した、ループしすぎて精神年齢やばいことになってるいろいろ超越してしまった悪役と、そんな彼らにツッコミが追い付かない不憫な王様の話。一応乙女ゲームですが、攻
略対象とヒロインはほぼモブです。シリアスも少し入れ……られたらいいなぁ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-14 06:49:56
46184文字
会話率:40%