悪魔:そう、間違いは召喚に応じたところから始まってしまったのだ。あの日。俺は特にやる事も無くてつい、魔法陣で呼んでいた人間の元へ行ってしまった。
そこから俺の不幸が始まる。あんな、あんなミスをしなければ、契約書に縛られてあんな目に合わずに
済んだのだ。そう。これは俺の悪夢の始まりだった。
作者からの伝言だ。『この小説はとても健全でKENZENな全年齢に向けて発信して大丈夫なKENZEN図書です。』だとよ。
人の気も、否、悪魔の気か。
悪魔の気も知らないで健全だとか抜かしやがって。
見ていろよ作者。
お前の『健全主義』はぶち壊してやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 00:15:08
31627文字
会話率:48%
メリッサは主神リーベスの祝福と加護を生まれながらにして受けた神の愛し仔である。本来であれば神子として治世に勤しみ力をふるうはずであったのだが、継母の手によって神殿に監禁されてしまう。己の境遇への怒りと神々の打算と契約により、メリッサは自分を
追いやった家に復讐を誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-07 20:00:27
99348文字
会話率:27%
偶然出会ったあの人に、私は魔物使いとしての生き方を教えられる。
それは押し売りで、嫌々ながら受け入れた事だ。
何にしても運悪くあの人と縁ができた訳で、希薄だった私の魔物使いとしての日常が望まないまでに濃ゆくなり一般の生活に侵食することになっ
た。
知らないままで居たかった物事を、あの人はわざわざ引きずり出し見せつけてくる。
あの人の常識破りな魔物使いとしての在り方につられ、心はいつしか魔物に囚われていった。
自覚と焦り、引き返せない領域に迫り足踏みをする私をあの人は易々と引っ張り込んでいく。
そして遂には、 私は獣に恋をした。
麗しき魔物使い。獣に恋した少女の章。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-30 00:33:41
11537文字
会話率:32%
目が覚めた時、青年は廃屋の中に居た。
静かなその場所で、紫色の瞳をした女性が頭を垂れる。
「私の召喚に応じて下さりありがとうございます」
これは記憶を無くした青年と、青年を召喚したという女性の話。
※召喚と書いてありますが、召喚もの
ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-21 12:03:26
3968文字
会話率:37%