高校時代にあまりに広大な宇宙の構造を聞いた滝野は、神が存在していないことを知る。大学に進学し、祖父の家で見つけたライフルに引き寄せられるように人を殺し始めた滝野は、「令和のスコルピオ」と呼ばれるようになった。一方スティーヴン・セガールに憧れ
て傭兵になった荒木は、長きに渡る戦いに嫌気がさして帰国し、悪人狩りを始めた。世間の人々はそんな荒木こと「ヴィジランテ」に「令和のスコルピオ」も殺してほしいと望む。荒木も、傭兵の時にはなかった世間の注目に快感を覚えるようになっていた。神出鬼没の「令和のスコルピオ」を捉えるために荒木はSNSを駆使し、行く先々に現れる謎の男の存在に滝野は恐怖していた・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 12:00:00
58614文字
会話率:24%
「これは正義の執行じゃない。ただの八つ当たり」
少年には故郷が無い。より正確には失った。
薬屋の家に生まれた少年・アレン。彼の村は野党の襲撃に遭い壊滅してしまった。
唯一の生き残りであるアレンは、旅の老剣士に拾われ、世の中には同じような悪
人が沢山いるのだと教えられる。
アレンは純粋に思った。『悪い奴ら全員死ねば良いのに』と。
数年後、独り立ちしたアレンは、両親から教わった知識と老剣士から教わった剣技を頼りに、薬師兼剣士として『悪人狩り』の旅に出た。
しかし彼は知っている。その旅が正義を行う旅では無いことを。自分の憂さを晴らす為、見ず知らずの悪人を襲う八つ当たりの旅であることを。
そんなアレンは、とある村で1人の少女と出会う。少女との出会いがアレンにもたらす変化とは——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 17:30:47
12361文字
会話率:43%
冒険者になって早5年、何をどう努力しても全くレベルが上がらず、「万年レベル1」なんて呼び名で馬鹿にされていた僕。
一緒にパーティを組もうと約束して冒険者になった幼馴染は順調にレベルアップし、もう僕とは別世界の存在になってしまった。
それがあ
る日、襲ってきた路上強盗を運良く返り討ちにしただけで、一気にレベルアップ!
ついでに悪人を見抜くスキルと対悪人特化型の戦闘スキルも手に入れて、冒険者稼業なんかそっちのけで今日も悪人狩りに出発だ!
~~~これは、敵の行いが悪逆無道であればあるほど強くなる、そんな能力を手に入れた少年のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 11:29:23
143325文字
会話率:36%
普通の街に潜む人影、「悪人」。
悪人は弱い人間や臆病な人間の前に現れ条件を出す。人間がその条件を飲み込むことが出来れば悪人を「借りる」ことが出来、殺し、破壊を望むことが出来る。悪人はすさまじい力と能力を兼ね備え、一般市民などを襲う。
それを食い止めるために主人公(篠原 雪泉)が「悪人狩り」と言う部隊を築く。
悪人狩りだけが使える能力「トリヴァナル」を使い悪人とたった3人の高校生だけで戦うことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-15 22:52:47
3436文字
会話率:41%