姿形は変わっても、親にとって子供は子供。愛すべき存在であるのに変わりはない。子の願いを絶やしてはならない。
だからこそカインは子が生きられる事を強く望んだ。そして子であるフレアは全てを受け入れた。
少年から少女、ヒトから悪魔へ。何処までも純
真無垢なフレアは、願いの為ならば性と種族の垣根すら超え、生まれ変わる事も厭わない。
――これは全てを諦めかけていたカインが、再び全てを取り戻す為の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 22:41:50
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会話率:51%