ある日、異世界に勇者召喚された主人公は、別の勇者を導くための生贄になるハズだった。しかし、神の一柱で身分を隠している太古の創造神、ゴルぜオス・サン・サウルスに憐れまれ、一つの能力と試練が与えられた。
それは「恐竜化」の能力…そして恐竜とし
て自らに迫る運命から抗うモノ。それを乗り越えた先に得られるものは「破壊神」として神格化すること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 17:37:25
319文字
会話率:46%
「恐竜になって、大昔(ジュラ紀)に行ってもらうのじゃ!」
マッドサイエンティストの爺さんに誘拐され、変な機械に閉じ込められ……そして俺は今、恐竜(おそらく始祖鳥)の姿で、鬱蒼とした森の中にうずくまっていた。偶然、その森の中で同種の恐竜であ
るカグヤと出会い、彼女の群れにおせわになることになった。
マッドな博士は現代に戻れると言っていたが一向にその気配はない。恐竜時代に来て数年が経ち、その頃になると現代に戻ることはあきらめた。この時代で生きていくことを決めた俺はカグヤと結婚し、子供も生まれ、幸せに暮らした。
俺の子供たちは成長すると、誰よりもうまく空を舞うように滑空した。数世代後には、完全に空へ向かう者が現れるかもしれない。
俺らの子供たちは脈々と進化し続け、いつか鳥になるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-19 14:33:20
15637文字
会話率:44%