ジューン・フリント子爵令嬢は父の死後、継母とその娘に家を追い出された。しかし何の心配もしていなかった。何故なら頼りになる従者カラバが一緒だったから。カラバは元々処分寸前の売れ残り奴隷だった。ジューンに救われたと恩を感じているカラバは、機知を
生かしてジューンを救うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 07:40:25
5172文字
会話率:40%
突如転生してきた異世界人類によって、人間の9割が虐殺された地球。
生き残った地球人類も、グール化した人間たちとの過酷な消耗戦に追い込まれ、絶滅寸前だった。
異世界人類に対抗する『地球人類解放戦線』の一員として戦い続けてきた白河帝(しらか
わ みかど)だったが、圧倒的な力を持つ異世界人にまるで歯が立たず、瀕死の重傷を負う。
その絶命の刹那、異世界人の少女が現われ、帝に問いかける。
「あなたに選択肢をあげる。残りの地球人類とともに今日死ぬか、私の忠実な奴隷として明日を生きるか。あなたはどうしたい?」
そうしてはじまる、「地球人類の存亡」をかけた異世界少女との絶望的奴隷生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 19:10:17
6199文字
会話率:18%
狗頭の獣人種は人間の忠実な奴隷としてしばしば重用される。知能は人間と同等で、一度あるじと認めた者には徹底して忠実。体力があり、頑健で繁殖能力が高く、成長も人間など比較にならないほど早い。
能力的なところだけを抜き出せば、ヒトよりも遥か
に優秀な種族だ。
それでも彼らが人間の奴隷として甘んじているのには理由がある。
彼らはヒトと比べて極端に短命だ。生まれて三年から五年程で成人となり精々が二十歳で寿命を迎える。
勤勉で従順な彼らは貴重な労働力であり、上流階級に幼少期には子供達の良き友人に、青年期には忠実な騎士となる。主と深い絆を築くこともしばしばあるが、それは概ね悲しい結末を迎えることが多い。
ヒトも狗達もそれを深い諦観を持って受け入れているが、中にはそうでないものも多い。
これはそんな主従の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-25 00:14:35
5359文字
会話率:1%
22歳で死んだ元OLが転生した先は、夢の溢れるファンタジー世界ではなく、犯罪と麻薬が横行する荒んだダークゴシックな世界だった。もう直ぐ父は上司に見限られるが私は死にたくない。そう思った元OL現リリス(10)は、誕生日に奴隷が欲しいと父に強請
った。そう奴隷が欲しい、この世界で生きていくための…私だけに忠実な奴隷が。そうして向かった奴隷売場、そこで彼女が見たものは死に絶えた奴隷と教育係、そしてその中に一人佇む血まみれの少年だった。※※※息抜き短編。続編は頭の中にある。※※子ども同士のディープキス表現まであります。またグロくでグチャグチャなので閲覧は注意です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-25 04:38:56
4704文字
会話率:43%