森の中に住む不思議な男『記憶屋』と、自称記憶喪失の少女がある日出会う。少女はその男が魔術に喰われたかつての王国魔術師団の青年で、忘却術によって自分の記憶を失い続け、また他人の記憶を読み取れるようになっていることを知る。
最終更新:2014-10-12 00:59:35
8627文字
会話率:60%
私、少々夢見がち(ちゅ、中二ちゃうわ!!)な少女、中田優子!
あるとき精神世界で、魔王ブラックジャストライトニングとの戦いを制した私は(訳:妄想全壊(誤字に非ず)で中二的に超かっこいいバトルを脳内展開)、そこで運命の出会いをしたの!
透き通るような銀髪に、何かを封印しているような片手手袋。何かわけありのにおいがプンプンする片目を封じる大きな傷!!
おまけに名前は帝院雷輝というキラキラっぷり! こ、これは間違いないわっ!!
「あなたっ! とうとう私の前に現れた、リアル非日常ね!!」
「いや、違いますけど?」
こうして、彼の到着によって、私の非日常の日々は加速していく!!
「人の話聞いています?」
雷輝君が後ろから何か言ってくるけど、聞こえないったら聞こえないっ!!
*注:とある小説賞に応募した落選作品です。このままお蔵入りももったいないと、これを機に投稿しました。
豆腐メンタルなので、あまり叩かないでね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 10:00:00
89607文字
会話率:53%
異世界ファンタジーです。
万物の構成要素・結聖。操ることで生物や自然現象の操作が可能となる。応用に〝記憶を抱いた結聖〟を抽出し、破壊する〝忘却術〟がある。
忘却屋のクリスはある日、不審な死を遂げた少女の記憶の忘却を依頼される。その日から始ま
る不可解な事件や地下組織の接触。封じ込めるつもりだった過去の罪が全ての鍵を握っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-19 23:31:18
100619文字
会話率:34%