復讐に身を捧げた魔道士ルーツは、転生する権利を得た。ルーツが転生先に選んだのは、アンデッドとの戦いで危機に瀕する世界だった。そこでルーツは、不思議な少女ドリスと出会う。ドリスは、ある力で世界を何度もやり直していた。恩人である少女マヤを救うた
めに。
ドリスの友人ウィルは魔法の才能のない平民だったが、貴族であるマヤと恋人関係にあった。魔法の才に溢れるマヤとの実力差は明白だったが、ウィルは置いていかれないよう必死の努力で喰らいついていた。ウィルとマヤの絆は本物かと思われたが、彼らの前に一人の男が現れたことで、その関係に楔が打ち込まれる事となる。
ルーツは力をふるう。かつて復讐のために用いたその力を、今度は救うために。
※以前投稿した作品『破壊神の終末救世記』の続きを描いた番外編となります。
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※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 19:09:33
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