雨が降りつづいていた。
諸葛亮孔明は魏軍が休戦を求めているのを察知していた。
休戦交渉。
司馬懿仲達とふたりきりで面会することを要求した。
仲達は狼顧の相を持ち、首を半回転させ、真後ろを向けると言われていた。
「貴殿の狼顧の相を見せてほしい
」と孔明は言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 18:00:00
1919文字
会話率:16%
お前が後ろを向けば同じことだろ――。
最終更新:2023-11-24 19:06:52
1164文字
会話率:35%
酷暑厳しい夏の夕暮れに、彼女が帰ってきた。
赤いというより、寧ろ青い顔をして、風呂場に直行しようとする。何でも胃を冷やしてしまったらしい。
「傍に居てね、倒れても宜しく出来るように」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われた
ら申し訳御座いません。
注意事項2
野菜食べないで、お冷飲んで、お腹壊しました。
キッツイです。
ラッシー美味しかったです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 18:05:34
976文字
会話率:53%
エリートウーマンの幸久志信ユキヒサシノブ27歳女性は、本社での定時勤務を終えて、愛しの彼の元に帰る最中であった。
幸久志信シノブにとって今日は、会社で不正を行いシノブの同僚にその罪を被せた上司を摘発し、周りの取り巻き含め、解雇が決まった日
であった。
しかし、シノブはやはり気持ちが良い訳ではなく、気持ちを切り替えるため足取り早く愛しの彼の元へ向かった。
しかし、彼のいるアパートについた時、警察が1階の彼の部屋の前を封鎖していた。
状況を確認しにすぐに部屋に入ろうとしたが、警察に取り押さえられた。
彼の心臓にナイフが刺さっていて、すでに彼は生きているように見えなかった。
その時、シノブの身体に激痛が走った。シノブの胸からナイフが出ていた。
後ろを向けば、胸にナイフを刺した男は本日解雇が決まった上司であった。
シノブはそこで息を引き取った。
目が冷めたら、照明が宙に浮いている部屋にいた。
シノブは、シノブに似た容姿であるが、金髪で目つきがきつい頭に包帯を巻いた14歳の女の子になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 18:02:31
82610文字
会話率:23%
時は2055年
化学が発展し、ロボットが四足歩行から二足歩行を飛び越して空を飛び回るそんな世界。
おおよそ自然と呼べるものはなくなり、人工物が所狭しとひしめき合う中で、上を向けばロボットが雲のごとく流れ、下を向けば地動機が張り巡らさている
。左を向けば、虚ろな目をした大人達が地動機のルートの穴に座り込み、右を見れば建物の窓から、無表情な子供の顔がのぞいている。後ろを向けば鈍色に輝く有象無象。前を向けばお先真っ暗。
機械に依存し、働く機会を逸した人類は、何事にも関心がなくなり、知性を失い進化をすることを辞めてしまった。
緩やかに滅びの一途をたどる人類の中の一人の青年に、わずかな変化が表れて・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-09 21:04:42
230文字
会話率:0%