「カゲフミ」は、高校のクラスメイト。影踏み鬼ごっこをしているように怯えた表情をしている。友達もいない。
隣の席の私は、カゲフミがペンを落として私が拾ったときに異常に感謝してくれたことにより彼のことが気になり始める。カゲフミが昼休みにいつもど
こかへ姿を消すことがわかった私は、彼を尾行することにした!
知れば知るほど、素敵な人だと気づく。二人の、心温まる絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 15:59:21
4727文字
会話率:50%
合わせ鏡の13番目に映るのは、自分の死に目の姿なんだって。
午前一時、鏡の前に立って、合わせ鏡の儀式をやったら、
ニヤニヤ嗤っている口から血の筋を垂らした自分が嗤っていて
わっと驚いて、鏡を割ってしまった。
…きっと、気のせいさ。
その日か
ら、死になさい、という幻聴が収まらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 08:27:43
759文字
会話率:0%
母は小さい頃、影踏み鬼がものすごく得意だった。
学校で人数を集めて行われるものだと、鬼であることの方がめずらしい。
その日も安全地帯に逃げ込んで、周囲のみんなの様子を見ていたのだけど、ひとり足りないような……。
最終更新:2019-09-29 22:57:17
3994文字
会話率:17%
影踏み鬼を見ながら思う男の話。
「http://rakugakimaze.blog130.fc2.com/」にも掲載しています。
最終更新:2019-08-03 22:49:39
974文字
会話率:44%