とある地方に住むイルーシャが仕えるアルニダ男爵の令嬢に結婚の話が持ちあがった。しかもお相手は第一王子殿下らしいし、後宮に入れば家族そろって老後も安心☆――なハズなのだが、令嬢には後宮に入りたくても入れない深~い事情があって!?
「イルーシャ
、頼むから身代わりになってくれ!」「あはは、無理ですって。私、おやつで食パンの耳にバター塗って美味しいって言ってるド庶民ですが何か?」
ある貴族にお仕えするメイド長が身代わりになって入宮を目論むお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-27 19:20:51
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会話率:47%