カリウス王国辺境伯の長女で同国第二王子の婚約者だったアリーは、卒業パーティで突然の婚約破棄を言いわたされる。
国外追放された先で職を求めてギルド「薄明の夕暮れ」を訪れるが、そこで出会った超美形のギルドマスター、ルードの能力である「幽霊を
見る目」が彼女に乗り移ってしまう。そのギルドは「幽霊事件解決専門」をうたう特殊なものだった。
霊に対処する方法を学ぶためギルドの受付係になった彼女はルードとともに事件解決に挑む中で、徐々に二つの国を跨ぐ何者かの陰謀に巻き込まれていく。
そして、「女嫌い」として有名なルードは、最初からアリーにだけは優しく激甘で、二人の仲が深まるにつれその理由も明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 10:46:41
126657文字
会話率:43%
「俺」ロイは友人サムと共に治安部隊に所属している。そのサムが連勤後の休みのはずの日に憔悴した様子でやってきた。理由を聞くと「妻が自分を死んだことにしている」らしい。存在を認めるのだがその様子が生きている者ではなく、幽霊がやってきてくれたかの
様だったという。事態を重くみたロイは二人して隊長に相談し、自身の妻と乳姉弟のメイドと共にサム宅を訪問することとなる。
彼女はどうしてそうなってしまったのか。そして周囲の対応は。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 17:13:57
6597文字
会話率:55%