まだ二人が幼かった頃、東雲紫乃は何も言わずに麻倉朝陽の前から姿を消した。そしてあの日から十年後、再び成長した姿で彼女は彼の前に現れる。紫乃は、幼い頃に交わした約束を守りに来たという。そんな彼女のことを、朝陽はしばらく家に泊めることになった。
そして、それをこころよく思わない幼馴染がもう一人。彼女の名前は玉泉珠樹。珠樹も密かに、朝陽に対して恋心を抱いていた。
それは、ありふれた三角関係であり、ありふれた恋の物語。
しかしそれらは、とある真実によって見方を一変させ、ありがちじゃない恋の物語へと発展する。全ての謎が明かされた時、隠された物語が幕を開ける。
※元々公募に出す予定でしたが、こちらで連載することにしました。1/27 本編完結済みです。
元タイトル→こんなにも美しい世界で、また君に出会えたということ
1/26 ジャンル別日間ランキング9位
1/26 総合日間ランキング205位
ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-27 01:22:21
166997文字
会話率:50%