高校一年生の有村卓は、陰キャなぼっちキャラ。でも、そんな彼には岩永由愛という幼馴染がいる。
幼馴染と言っても、もう中学の頃から碌に話をしていない。
それでも卓は、由愛のことが好きだった。
そんなある日、卓は明るくなれるように、自分を変えた
い!と思い立ち、ふと目に留まったチャットアプリに登録する。
心機一転、明るくいろんな人と会話をするぞ!といろんな人と会話をしているうちに、ある同い年の女の子とチャットをすることになった。
その子にはずっと好きな相手がいるらしく、共通点を持った二人は頻繁に会話をするように。でも、その子が話す好きな相手っていうのは……
「あれ?なんか、そいつ俺に似てね?」
果たして、卓とチャット友達、それぞれの恋は叶うのか⁉
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 22:00:00
45075文字
会話率:41%
僕の弱い心の隙を掴むのはやめろ!
そう! この職場に僕の幼馴染の『鶴田 知良』が入ってきたからだ、、、!
幼馴染と言っても、、、?
仲がイイ訳じゃない、、、!
どっちらかと言えば、、、?
【嫌いなタイプの男】で、、、。
それに、唯一
この鶴田にだけ! 僕の弱みを握られている、、、!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 03:00:00
2535文字
会話率:37%
高校2年生になった和泉勇心は、今日も社朱音の隣を歩いて学校に向かっていた。小学校からの幼馴染と言っても、特にお互いの事情に詳しいわけでも、家族ぐるみの付き合いをしているわけでもない。ましてや付き合ってなんかいない。家が近くて、登校中に度々会
うから、こうして普通の友達よりもほんの少し、親密なだけだ。
高校2年になった勇心は、同じクラスの神楽花火への初恋を自覚する。
不器用に思いを伝えて、届くかもわからないその手をつかみたくて。
勇心の親友、五十嵐洸貴とともに、4人は友情を深めていく。
花火が勇心への恋心を認めたのは夏を過ぎた頃だった。その頃にはすっかり仲良くなった親友に、彼女はついに、問いただす。
「朱音ちゃんだって、あの人のことが好きでしょう?」
幼馴染同士が付き合うのなんて、漫画だけのファンタジーだ。だって、朱音のことは大事だけれど、好きとか、そう言う次元じゃない。きっとこれからも変わらず、一番近い友人であり続けるのだろう。
これからも、ずっと。
互いを大切に思うからこその思い違いが渦巻く、青春オムニバス。
「幼馴染み」という関係性に縛られているのは……一体だれ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 19:37:55
2265文字
会話率:29%