旧タイトル:聖なる乙女は、俺様騎士に恋をした。〜生きるために、下僕として邁進する所存です〜
2020/12/10 改稿しました。
タイトル変更、三人称→一人称、side追加のため話数変更
ソフィアは孤児院襲撃事件の生き残りだ。
孤児院で暮らしていたソフィアに、突如残酷な運命が襲いかかる。何者かによって、孤児院が襲われたのだ。
大切な日々も、大切な人たちも奪われたソフィアは、絶望の闇の中で、ある騎士によってその命を救われた。
「俺のために生きてみろ、それでも死にたくなったら、俺が殺してやる」
一度は死を望みながらも、生きることを決めたソフィアは、騎士との再会にまさかの衝撃を受ける。
「お前は今日から俺の下僕だ」
そう上から言い放つ騎士に、ソフィアは下僕を邁進することを決意する。
ただ、ソフィアは誰にも言えない秘密を抱えていた。自分が聖女と崇められた偽聖女であるという思いを。そのせいで孤児院が襲撃されたのではないかという思いを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 01:30:17
87309文字
会話率:35%