■執筆を始めました。《10月6日》■「僕の持論としては、『しっかりしろ』っていう発言は、この上無く、理不尽な言葉なんだよ」「私はこの世から消えるべき存在なの」
暗殺業で過去を抹消するべく奮闘する、高校生男子。幽体離脱に気付けない、新人男性会
社員。自ら眠りに堕ちた、少女Ⅹ。「顔」を殺した、男子大学生。青空を見たがる、脱獄半。道化師になれなかった、女達――――――――――――――…
彼らは繋がらなくて、どこまでも他人で、なのに、彼らは一緒だった。
似たもの同士は、いつしか、己を殺し始める。
現に「現実は、薄情だ」そう呟いた、少年は、その後、「人生」を閉じたのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-06 14:34:49
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