雪と氷に閉ざされた凍土の星、神無きシトラ・アフラの世界
逆しまで、邪まな常闇の国、惑星 夜(ニュクス)
無明の闇のなかで、あでやかに匂い立つエロスとタナトス
―――今ここに、宇宙で一番残酷で優しい愛と冒険の物語が始まる
最終更新:2018-07-14 21:45:02
413994文字
会話率:28%
さあ、さあ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。
世にも楽しい夕暮れ一座の影絵劇が始まるよ。
本日舞台を飾りますのは、
幸せを掴んだ三人の賢者とひとりの愚かな若者のお話。
愚かで愚かで、笑い転げてしまいそうなお話。
ささ、良い
子のみんなはようく目を凝らして、耳を澄まして。
赤い眼の男の話が始まるよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-13 20:20:51
11770文字
会話率:15%
リヴィトゥム大陸にあり、すべての国を支配し従属させた常夜の国『テネブレ』。
人ならざる魔族が住む、かつては明かりの無い常闇の国と言われた国。
その国の王は千年、いや、永劫を生きるとされる不老不死の魔王『べリオス』である。
魔族は人に比べ魔
力があり、魔術を使え、その背や頭に翼や角を生やしており、長い寿命を持つ種族である。
その国に、元々は人であった魔王の伴侶がいると言う。
『死の女神』、『月光姫』、『万魔惑わす神聖』、『女帝』。
様々な名称で呼ばれるが、その中でも特に有名なのが、『万魔姫』。
魔王の傍らで、人々に『死』を運ぶ魔性の姫。膨大な魔力をいとも容易く操り、あらゆる魔術を使え、その姿を見たものはその姿に心を奪われ、彼女のために全てを賭すと言う。
テネブレの王都には彼女を模した女神像さえ立てられ、女神として崇められた彼女の名前は――『アウレア』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-29 12:00:00
8912文字
会話率:28%
常闇に隠れた国は“アリス”だけが闇を照らすことのできる光だった。
家に引きこもりがちの生活を送っていた少し気弱な性格の三条有栖は、ある日突然不思議な異世界に飛ばされてしまう。
わけのわからないまま、“アリス”の意味を受け入れそこに居着いてし
まう有栖だったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-25 17:52:25
8739文字
会話率:47%