俺と親友の高倉は人気VRゲーム「武蔵LIVES」にハマっていた。宮本武蔵の物語を追うロールプレイモードで俺は武蔵。高倉は佐々木小次郎を演じていたが、ゲームオーバー直前、高倉は提案した。
「本物の巌流島でゲームを締めくくらないか?」
俺たちは
アナログ巌流島に渡り、そこで想像もしなかった結末を迎えることに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 17:04:21
847文字
会話率:27%
慶長17年(1612年)3月、佐々木小次郎は、京都で勇名を馳せた剣客・宮本武蔵との試合を前に、修練の日々を送っていた。
既に五十代に達した小次郎に対し、武蔵は三十代の脂がのり切った頃である。
小次郎が指南役を務める小倉藩主・細川忠興が直
に命じた戦いで、幕府と小倉藩の暗闘が背景にあるらしい。
きな臭い話だが、小次郎には必勝の自信があった。
秘技・燕返しが初見の相手に破られるとは到底思えなかったのだ。
しかし武蔵のみならず、何故か公儀隠密・柳生一門までも暗躍。小次郎が娘のように愛おしむ若い下女・お浜が何者かの手で誘拐された。
取り返すべく、かどわかしの下手人から指定された場へ一人赴く小次郎。
だが、そこに潜む恐るべき罠が、来るべき決闘の行方に大きな影響を与える事を、彼はまだ知らない……
〇アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 06:26:31
14301文字
会話率:28%
宮本武蔵と佐々木小次郎。
この二人の決闘、後世に伝わりし巌流島の決闘。
その決闘から辻斬りが毎夜起きていた。
浪人、幽哭はその辻斬りへと巻き込まれる。
最終更新:2019-03-23 22:27:23
17860文字
会話率:41%
旧暦4月13日。巌流島にて宮本武蔵と佐々木小次郎、世紀の決闘が行われる。そのはずが。「いやあ、殿の都合で4月は駄目だって言うんですよ」時期が大幅にずれこんだ上、巌流島が予約でいっぱい?!ブッキングされたのは海水浴場!?「いいですよやれってん
ならやりますよ…」しぶしぶ承知した小次郎、その運命やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-15 17:27:58
3445文字
会話率:53%