田舎町の飛空艇の設計士であったレイフィン・イレットは、職務怠慢によりクビにされそうになっていた。当然ながら反省などせずに、家までの帰路、偶々高台の近くを通りかかったときにとある少女(アリア)が聞いたこともない歌を口ずさんでいたので、興味を持
って近づいてみたのが二人の出会いの初めであった。最初は戸籍不明、我儘お転婆娘に苦労や愚痴を溢しながらもレイフォンはかつての夢を思い出していく。それは、飛空士になる夢だ。三年前の事故の後遺症と、レイフォン自体のマナを扱うセンスのなさから一度は断念した夢だったが、再び胸が熱くなっていった。しかし、そんな彼らを生活を壊したのが嵐の王の軍団であった。彼らは何故かアリアを狙い、町を襲う。立ち向かおうとするレイフォンだが、本物銃器をチラつかされて足がすくんでしまう。幸い、アリアが直ぐに投降したことによって町の被害は最小限に落ち着いたが、レイフォンは自分の無力さに打ちひしがる事になる。そんな中、光の王の使い物たちがレイフォンたちの町にやって来る。彼らはレイフォンを臆病者と罵倒する。レイフォンは後悔に駆られながらも動けない自分を恥じ、死ぬ覚悟を持ってアリア救出に動く。しかし.......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 11:39:07
7783文字
会話率:51%
何この子無防備kawaiiくらいのノリで主人公ちゃん攫う嵐の王…
最終更新:2020-01-07 21:44:38
1782文字
会話率:50%
少年は、屋根の上でいつも赤い色の空を眺め、いつかお父さんから聞いた美しい青く輝く海に囲まれた豊かな森や川のある青い楽園に行くことを思っていました。その場所は飛行艇乗りたちの中で昔から語り継がれている伝説の楽園でした。ただそこは世界の中で唯一
の穢れなき美しい場所で、サンベルジュという嵐の王が護る場所でした。光の主がこの世界の全ての生命を創り終えたときに囁いた“光の主の囁き”を知り得るものにしかサンベルジュは嵐の壁の門を開かないと言われる場所へ少年の父親は旅立ち、消飛行艇は強大な嵐に巻き込まれ、その後、行方が分からなくなってしまいました。そして少年も大きくなりやがて自分もお父さんの夢を叶えるため、ついに夏至の夜、夜空へ旅立ちました。この物語は少年ルカが渡り鳥の王と共にサンベルジュの嵐の壁に立ち向かい、そしてその困難を乗り越えようとする少年ルカの成長を記した物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-12 23:32:31
6378文字
会話率:20%
ここにあるのはただのしです。
最終更新:2016-04-02 13:49:59
505文字
会話率:0%
新西暦2177年全世界で発生した天変地異により出現した古代遺跡より謎のロボットが発掘される。
同時期謎の生命体が世界中で大量発生。
その生命体はミサイルなどの物理的攻撃が全く効かなかったうえに人々が集まる場所に突然出没したりと今までの技術や
データがまったく通用しなかったのである。
現状の兵器では対抗できないと考えた国連は発掘されたロボットの解析を開始。
唯一の対抗手段がこの機体にある事が判明する。
国連理事会はただちにロボットの稼働に関する法案可決と情報規制を解除を決定。対応に苦慮していた日本政府は開示された情報を元に、独自に各民間企業と連携し国内で発掘されたロボットの独自運用と量産計画を開始する
この物語はとある少女とロボットが運命の出会いから始まりのちに全宇宙を揺るがすほどの事態になる事はまだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-04 00:25:54
986文字
会話率:39%