自分が置かれた状況を深く理解し、冷静に行動すること。それは普段ならともかく、突発的なものになるとなかなかに難しいものだと思います。
これはそんな山と霧と冷静になれなかった者の、お話。
最終更新:2021-10-01 22:22:36
1392文字
会話率:15%
……やぁ、御客人。大したおもてなしは出来ないが、どうかゆっくりしていってほしいな。……何、 ここがどこかだって? そんな事は大した問題じゃないから、それよりも見ていってほしいモノがあるんだ。私のオススメする……そうだな、これは君たちの……
そう、随分身近な所での出来事だ。あり得ないなんてことはないし、あり得るとも言えない。だがきっと、いつだって君の傍にだって起こりうることだ。……ん、君は誰かだって? さぁ、君の友達かもしれないし、君の親かもしれないし、君とは関係のない他人かもしれないな。
さぁさぁ、覚悟ができたらこの先へ行くといい。あぁ大丈夫だとも、私はいつだって君の傍にいるから――
ハーメルンにて二重掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 15:28:30
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会話率:16%