普通の高校2年生、片上勇二は軽トラに轢かれそうになった子犬を助けた……つもりで、肥溜めに落ちて窒息死する。
天国に行くかと思いきや、女神様に出会い、けちょんけちょんにけなされながら異世界へ強制的に転生することに。
しかし、聖剣にも匹敵するで
あろう「強化」スキルのおまけつき!
これなら俺も異世界で無双出来る!
ヒャッホウしている勇二に、女神は、ダンジョンの最深部にいる魔王を倒せなければ、次の転生はミジンコだと釘を刺されてしまう。
異世界に着いたのは良いが、貰った「強化」スキルは、自分の能力を増幅させるもの!
……かと思いきや、他者が使ったスキルを強化させるためのスキルでしかなかった。
それでいて、この世界では誰でも使えるが、誰も使わない……というより、使おうともしない最弱スキル。
しかも、ステータスは並以下、クラスは最弱のノービス。
しかもしかも、冒険者ギルドに薦められた仲間は3本目の腕を持つ奇形娘。
それから立て続けに、単眼娘、屍喰鬼(グール)娘が仲間になり、色モノパーティーに……
だが俺は、心底痛感することになる。
仲間の彼女たちの強い心と卓越した能力。
そして何より、俺のスキル「強化」の持つ潜在能力を……!
※アルファポリスにて同時投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 16:02:29
85446文字
会話率:40%
ただの平凡な高校二年生、賀上明はちょっとした気まぐれから、偶然、人ならざる気配を放つ少女と遭遇する。そこから全ては始まった。
屍喰鬼、人狼そして吸血鬼……。
闇を駆ける異形を前にした明は、重大な決断を迫られることになる。
×××
第4回オーバーラップ文庫大賞第1ターンの1次選考で落選した作品です。
合計ポイント15(5項目5段階評価でオール3)、総合評価B。
全体的に安定感があるが終盤の盛り上がりに欠ける。謎の解明とか世界観の説明とかが後ろに集中しすぎ。
……みたいな感じの評価でした。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 13:46:32
82251文字
会話率:43%
学園ヴァンパイア伝奇ライトノベル。
章毎にエピソードが完結します。
■1.「セーラー服の復讐者」編
街に起こる連続猟奇殺人事件。少しだけ先の未来が見えることがある未来視の高校生・春日井裕也はクラスメイトの草薙真奈美に告白されたその夜
から自分が吸血鬼になる夢を見るようになった。その見た夢と殺人事件の現場はそっくりだった。
自分が吸血鬼になったと言う草薙真奈美、そして吸血鬼を追ってこの街に来たと言う少女、森川恵理。そして街の夜には屍喰鬼が跋扈するようになっていた――。
■2.「ヒトガタに宿る魂」編
強い霊感を持つ少女、川村夏希。自殺願望を持つ彼女は校内で別の生徒の自殺現場を見てしまう。その死体にそばには木偶人形があり、その木偶人形を持っている者が次々に不可解な死を迎えていた。そして夏希の数少ない友人――親友の三浦香津美がその木偶人形を持っていた。木偶人形がとあるオカルトサイトと関係があることを知り、香津美を守るために夏希は真相を求め追って行く。そこには何十年前から姿かたちを変えないままの少女、水上鏡子のもとにたどり着く。
■3.「黄昏に立つ者」編
吸血鬼退治の一族に生を受けた森川恵理は、自らの遺伝子に含まれた闇の部分の覚醒を自覚しつつ生活を送っていた。 卒業間近、学校に吸血鬼が絡むと思われる死体が発見され、同時に一年前吸血鬼化し姿を消した同級生、草薙真奈美と再会する。
その草薙は街で吸血鬼化したと思われる森川恵理を見たと言う。だが恵理にその記憶はない。彼女が知らない間に一族はあるプロジェクトを発動させていた。それは彼女の身体的限界、そして最強と謳われる吸血鬼の襲来と関係があった。
※PIXIVに投稿済みの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-25 22:10:55
301497文字
会話率:39%