主人公、佐々木慎太郎は魔術知識豊富な中学二年生…つまり、生粋の“厨二病”患者である。
彼は長年のお年玉とお小遣いを溜め込み、遂に究極の自己進化型魔導機兵。“プロメテウス”を完成させたのだが、その起動実験に失敗し、意気消沈のままテレビを
眺めていた。
彼はそこで偶然聞こえてきた“皆既月食”と言う言葉から、異世界転移魔術の可能性に気付き、実行。そして成功させてしまう。
彼が辿り着いた異世界は、地球よりも遥かに魔力量が多い世界で、彼が持ち込んだ魔術道具達は、桁外れの性能を発揮するのだった…。
これは、魔術知識豊富な厨二病患者が、家に帰るまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 16:18:51
53091文字
会話率:26%