「お嬢様、婚約者殿がいらっしゃいました」
「そう、お通しして」
いつからだろう。私達の世界で、魔法が生活必需となったのは。
「ジュネ!会いたかったですよ!」
「ご無沙汰しております、ハンク様。お元気でしたか?」
「ええ!君は……
<アナライズ>!」
いつからだろう。相手の体調を調べるのに、魔法で診察するのが当たり前になったのは。
「ふむふむ。あれ、少しHPが減っていますね。何かありましたか?」
「……ちょっとお腹が痛いだけです」
いつからだろう――
「君はHPが30しかないのですから、気を付けないと。ほら、この携帯ポーションで回復してください」
――ステータスの数字だけで、人が人を測るようになったのは。
「……魔法もステータスも、この世から無くなればいいのに」
その日もいつも通り、漠然とした不安と不満を抱いたまま、眠りにつくはずだった。
「え?え!?う、うわ!?」
ドサリという音とともに、少年の悲鳴が聞こえされしなければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 20:00:00
39510文字
会話率:59%
「「「「オ○禁しろ!」」」」
友人たちにはめられて魔法をかけられてから
自家発電ができないまま三ヶ月が過ぎていた。
俺は理性と煩悩の狭間で無限に戦い続け
最強(狂)の賢者になっていた。
そんなとき、ぼろぼろの女の子が家に
倒れ込んできて、
一瞬ぶっ飛びそうになった
理性を保ちながら介抱していると、、、
カプッ!
「ユーゴの魔力とっても濃くておぃしぃ」
「うわあああぁぁあぁあ!!」
ちょっぴりHなバトルコメディここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-05 22:00:00
4624文字
会話率:44%
メイトと執事、それは、とても優秀な人材で、ご主人様をサポートする者達。そして、使うことは出来ないが、魔力と言うものを身体に宿している。
ご主人それは、選ばれた特別な人間。ご主人はメイドや執事の魔力を使用することができ、その魔力で武器を作っ
たり、個人スキルを発動することが出来る。そして、この者達は魔物と言われる者と戦う。
そして、その者達が己を高めたり、学んだり、パートナーを見つける為の学校がある。その名前は聖クローバー学園。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 20:17:32
3977文字
会話率:70%
名門に産まれながら魔法が使えず、親からも一族の人達からも蔑まれ、イジメられ、家を追い出された少年。頼れる人は誰もいない中、出逢った女性。その女性は少年を拾い、生活を与えてくれた。そして、少年はその女性の下で必死に自分が魔法を使えない訳を模索
し、遂に見つけたが、それはどんなに頑張っても魔法が使えない事への証明になってしまった。しかし、少年は諦めず、自分だけの新たな魔法を作り上げた。世界の誰も使えない自分だけの魔法を携え、少年は魔法学園の入学を決めた。
※主人公ほぼ最強のお話です。良かったら読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-23 21:35:25
133237文字
会話率:62%
交通事故で母を亡くした桐島公太郎は、葬儀の帰りに一匹の犬が神社の石段を昇っていくのを見つけ、そのあとをつける。
弱った様子のその犬にさくらと名付けると、公太郎は自分の家で飼うことにする。
一方、人間になって公太郎に恩返しがしたいと思いな
がら、神社での日々の散歩でお百度を踏んでいたさくらは満願成就叶ったその姿で公太郎の前に現れる。
人間に生まれ変わったさくらの姿は美しく、犬の時分は何ともなかった行動のひとつひとつが高校生の公太郎の紙理性を限界まで揺さぶる!
ケモ耳始めました。
「もしも男子高校生がケモ耳少女と暮らしたら……」って感じです。
7:3ぐらいで、話のほとんどはバカな下ネタで進んでいきます。
ちょっとネタの描写がHすぎると指摘されたので、
R15に指定しました。光栄です!(`・ω・´)
ただ、この物語は三人の少女との平凡な日常を淡々と描くものです。
過度な期待はしないでください(*・ω・*)
ここまで読んでいただいてればプロローグは飛ばしてもらっても問題ありません(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-07 00:28:43
93667文字
会話率:34%
ここは、セイジェントと言う世界。ここは、ちょっと変わった世界・・・・・
科学、魔法 とは違う力がある。その名は・・・・・宝玉|(ほうぎょく)・・・・・・
その宝玉はいつからこの世界にあったのかは、誰も知らない。ただいつの間にか人々のそばにあ
った。
宝玉は、人の心に反応し人に力を与える。しかし、人間全員が使えるわけではいかなかった。
その力を使う人達を、皆は「宝玉使い」と言った・・・・・・
宝玉はたちまちに暴力となり、世界で争いが起きた。だが、全部がそうではなかった。
闇玉|(やみぎょく)戦争、これは闇の宝玉を手にした一人の人間が自らの信念のために起きた戦いだった。最初は一人の戦力だったが、その力に魅入られし者達が集い、大きな、そして世界を支配するほどの力を持っていった。その組織の名を「黒の世界」。その組織はあっという間に世界の平和を揺るがした。人々は恐怖を抱いていた。
しかし、そんな時に立ち上がったのが「自由な世界」と言うグループだった。そのグループと世界全体のレジスタンスや国が協力して「黒の世界」との戦い多くの人達と一人の勇者の犠牲に終わった・・・・・・・・・・・
これは、そんな悲しい戦いが終わって八年後の世界の物語。世界が平和になって人々は笑顔に日々を過ごしていたある日、黒い影が再び動き出す・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-13 17:00:55
7972文字
会話率:55%