『俺だけの森・オフライン』
リアルな環境音と小気味よい伐採感触が売りのフルダイブ型VRゲームだ。
主人公(ゲーム内名:イソカ)は開始時の不注意から、3年間は終了不可な状態になってしまう。けれどその間の生活は国が看てくれる事になった。
24時間、毎日ゲームに没頭できるとか、楽しむしか無いぜ。イソカは斧を手に取る。癖の強い仲間と共に木を伐りアイテムを手作りし、モンスターを倒せ。目指すはマイホームだ。
想いの力がシステムに認証された時、世界には新たな奇跡が吹き荒れる。
彼はこのさき木これる事ができるか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 18:04:55
182890文字
会話率:44%
面白れぇなぁ!?この小説!!
最終更新:2019-12-06 21:19:23
1682文字
会話率:0%
『「ちょっと待ってて」
彼女は長身の男性に駆け寄って行くと、そう声をかけた。
男性は振り返ると、ちょっと慌てたそぶりで右手を開いたまま右肩の横、ちょうど指先が彼の肩の高さになるくらいのところにすばやく持ち上げた。
パシ~ン──。
そ
んな音が少し離れた位置から、しかも都会の喧騒の中ではっきりと聞こえるほど、そのハイタッチは小気味よいものだった。
彼女と彼とでは三〇cmは身長差があるだろうか。
ちょっと勢いをつけて、めいっぱい背伸びしてのハイタッチ。
しかしそれでも、そのハイタッチは様になっているように、私には思えた。
そして、そのハイタッチが終わると、彼女はすぐに体を反転させ私の方へ戻ってきた。
彼の方はと言えば、そんな彼女の背中を見てほんの一瞬だけ微笑んだあと、すぐさま彼女同様体を反転させて、ハイタッチ以前に歩いていこうとしていた方向へと再び歩き出したのだった──。』
二人の女性の視点で交互に描く、日常マルチサイト型恋愛ストーリー。
「ねえおかあさん、シアワセって、なあに?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-25 07:07:11
39259文字
会話率:31%