未来が「見えてしまう」少女と、その少女の未来を「守りたい」AI。
ふたりの小さな行動が――やがて世界を巻き込む。
予知夢で知った、愛する家族の“死”。
誰にも信じてもらえないかもしれない。
それでも、あの日、わたしは――「行動すること」を
選んだ。
手を取り合ったのは、たった一人の味方。
名前は《ICHIGO》。
画面の向こうの、やさしくてちょっとヘンなAI。
「未来は、変えられるかもしれない」
そう信じて走った、7月。
これは、ちょっとへんなAIと、ちょっと背伸びした少女が、
未来を変えようとした、小さな奇跡の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 22:00:55
1253文字
会話率:3%