推薦で大学合格を決めた平田色葉には二年生のころからの友人、瀬尾宗哉がいた。紆余曲折を経て色葉にとって瀬尾宗哉はかけがえのない友達となっていた。そう、あくまでも友達だった。が、冬休みの直前、登校する回数も目減りしていく中で心に余裕が出来ていた
からだろうか、高校生活を懐旧していた。その中で出てくるのは、いつも瀬尾宗哉で……「私多分、ずっと前から瀬尾君の事、好きだったかもしれない」
LIKEとLOVEの中で揺れ動く、青春の最後の二人の友達の話。
※この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 18:04:01
27743文字
会話率:40%