貧乏暮らしの春兵ヱ&秋親は、やたらめったらすごくて偉いと噂のゴトウ先生に儲け話を教えてもらう為、朝から出張る。立てば一刀斎、座れば春信、歩く姿は菊之助――とは貧乏長屋でも評判の法螺吹き男の談。
あの人か、いやいやあの人か、もしかするのあの人
か……いつまで待っても先生は来ない。そうするうちに、待ち惚ける二人の周りでは別の事件が勝手に転がっていて──
※ カクヨムにも掲載
※ 『ゴドーを待ちながら』『三囲神社の夕立』を着想元にしてますが、内容には関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 12:00:00
34539文字
会話率:100%