「エビス」は「エミシ」が転訛したものとされる。
エミシは蝦夷であり、朝廷に恭順しない東国の異族を指し、これを、猛々しくも、道理を欠いた蛮族とみなして、侮蔑と畏怖とが綯交ぜとなったニュアンスを有する語である。このエミシが後にエビスとなり、
また別にエゾとも転訛し、蝦夷本来の語義、服わぬ東国の異族の意は、主として「エゾ」が担うようになっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 09:49:36
2515文字
会話率:0%
富岡八幡宮への参詣に端を発したエッセイのシリーズだが、御祭神のお一方、恵比須様について二回に渡って少々考えた後に、一区切りとしたい。
この神様は、御名をヒルコノミコトとも告られ、記紀において「水蛭子」「蛭兒」と表記される神のこととされる
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 08:43:23
2432文字
会話率:0%
富岡八幡宮に参詣した後の直会について書くと言っておきながら、前回の投稿では、実際の直会の場面はまだ一行も記していなかった。吾ながら随分と呑気なことである。
今日は、是非とも書かねばなるまい。
最終更新:2024-01-16 08:44:09
2150文字
会話率:4%
江戸時代を舞台にしたSF時代劇。深川佐賀町にある水油仲買問屋の吉屋では、毎年のように奉公人が謎の死をとげていた。事件の解明に乗り出したのは、富岡八幡門前町で見世物小屋を営む美人手妻師、松江太夫とその仲間たち……。◆◆◆『空想科学祭2008』
連載第2弾◆◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-08 20:53:56
67392文字
会話率:48%