成績そこそこ。運動神経そこそこ。友達もそこそこいる。高校生としてはなかなか充実した毎日を送っている(つもり)だった。
そんなある日の放課後――下駄箱から靴を取り出し、いざ帰ろうとしていた時の事。同級のどんでもなく美人な少女に呼び止められ
た。
「貴様。慈悲部に入れ」
「…………………はい?」
半ば無理矢理入部させられた『慈悲部』。
そこから始まる波乱万丈なライフ。何故か残念な子ばかり集まってしまって――本当にもううんざりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-11 18:28:33
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会話率:46%