毎日新聞出版社の文庫本『孤道』未完(2017年5月20日発行¥1500-)の続編です。
鈴木家に入った空き巣が床の間にあった信楽焼の壺を交換していったのが判る。一方、行方不明だった松江孝雄の遺体が淀川の毛馬水門近くで発見された。光彦は鈴木
義麿が残したノートに事件の謎を解く鍵があると思い読み進め、竹さんに伸一という名の子供がいたことを知る。そして、太平洋戦争の前に小学校に行っていない伸一が義麿から勉強を教わっていたことを知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 20:24:33
55711文字
会話率:65%