「光魔法は稀有な力である。国のために貢献せよ」
急に下町の小さな家に押しかけて来た国からの使者だという男たちにそう言われて、セシリアは王都の学園に特別入学をすることになった。
十六歳、春のことである。
ここは魔法のある世界。
学園生活に胸を膨らませるセシリアだったが、どこか見た事のある麗しの貴公子たちからはことごとく邪険にされてしまう。
彼らを見て気が付いたが、ここはファンタジー小説の世界だった。セシリアはヒロインの聖女のはずなのに、皆はライバル令嬢のリディアーヌばかり溺愛し、セシリアには必要以上に冷たい。
(だったらいいです。私も勝手にしますから!)
開き直ったセシリアは何もかも無視をして、前世の最推しかつラスボスであるヴァンスの死亡フラグをへし折るために全力で関わることにした。
はじめは当たり障りのない態度だったヴァンスも、愛の力(?)で発光するセシリアに段々と心を開いてくれるようになる。
セシリアを嫌っていたはずの面々の態度も徐々に軟化していくが、そんなことは置いておいて、
「リア。いけない子だ」
「はひ……!」
セシリアは今日も推しに夢中である。
これは、原作小説と違って何故かみんなに嫌われているセシリアが、推し(教師かつ死亡フラグ付きのラスボスかつ王弟殿下という全部乗せ)に捨て身でぶつかり発光しながら世界を救うお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 08:36:03
34068文字
会話率:28%
火災現場で家族を守って死んだ男が、神の同情をかい、容姿・能力チートの令嬢として乙女ゲームの世界"暗闇の花〜光の中で〜"に転生したら黒髪黒目の天才魔法少女(悪役令嬢)に転生してデットエンド・バッドエンドを回避する為に無双す
る話。いろんな人に勘違いされたり、したりしながら頑張ります。3歳からスタートの亀更新です。
主人公は徐々に強くなっていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 14:03:39
2545文字
会話率:33%
昔ある所に転生した少年がおりました。しかし少年は赤ちゃんからやり直すのは嫌だったので13歳になったら自我が芽生える様にして貰いました。っそして少年が見たのはまさに嫌われ貴族そのものでした。
最終更新:2013-09-24 23:52:58
435文字
会話率:12%