妹は天使だ。
つややかなストロベリーブロンド、陶器のようなつるつるの白い肌、大きなサファイア色の瞳にちいさなさくらんぼ色の唇。神の使いというのもあながち間違いではなさそうなほどに、計算され尽くした最適な位置にそれぞれのパーツがある。
そんな
妹は誰にでも愛された子で、私は妹より劣っている子供だった。妹と比べられ、蔑まれ、忘れられ……。
それでも私は妹が好きだったし、妹も私に懐いてくれた。たとえ誰に嫌われようが、妹だけは私を庇ってくれたのだ。
そんな、天使で○○な妹を持つ貴族令嬢エリシアが学園である事情を抱えた王子と運命的な出会いを果たす話(一部語弊あり)。
*コメディーです。
*「妹は天使」シリーズの連載版となります。第1話は改稿してますが「妹は天使」の流れとほぼ同じ、第2話は「続・妹は天使」をそのまま流用してます。短編読んだ人は第3話(4ページ)からどうぞ〜
*1ページあたり3,000〜4,000文字くらい。文字数は予約投稿ぶんを含んでます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 17:00:00
30550文字
会話率:32%