悪の秘密組織には色々な怪人たちが所属している。
彼らは世界各地の神話や民話の末裔、神や妖怪の子孫。
吸血鬼や、狼男、珍しいのでは座敷童などもいる。
怪人たちは独自の超人的な能力をもって、敵と戦う。
今回、組織の存続が危機にさらさ
れた。
解決に必要なのは、幻の神花(しんか)という薬草。
この薬草探しに4人の怪人たちが立ち上がった。
探すべきは神花の情報を握る科学者。
立ちはだかるはロシアのカルト教会と未知の敵。
今、壮大な物語が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 01:44:29
2339058文字
会話率:16%
ある村に、卯の花という十五になる少年がいた。
生まれつ白髪の卯の花は、白絹の織物を産出している『白織村』へと売られてゆく。白織村の絹織物は、妖怪の子孫の『白織』という女たちの白髪から作られていた。
白織たちは葛湯ばかりを与えられ、長年
の間に飼い慣らされた、人形のような生き物だった。卯の花はこの生き物たちの『種付け』として買われたのだ。
日々をこの村で過ごすうち、卯の花は一体の白織と親しくなる。彼女は名を雪花といった。
雪花はあるとき、卯の花に自身にまつわる昔の話を語り出す……。
それは、あなたの知らない世界の話。
蚕のような女に絡んだ、白絹と黒絹の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-11 21:27:33
14907文字
会話率:46%
御堂醒人は忌み嫌われる妖怪『覚』の子孫だった。しかし、現代には妖怪などと信じられている世の中のために、醒人は自分がそうであるとひた隠しに人として日常を謳歌していた。そうして高校二年になる春に、人として生きるために大事なものを、道案内を頼んで
来た転入生の宮古優希の前で落としてしまい……
これは妖怪の子孫である少年と、少しおかしな少女の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 23:16:56
3268文字
会話率:26%
鬼の子孫でありながら人の心を持つ小角の跡継ぎ猛流は先祖の能力を受け継ぐ『先祖帰り』だった。人と鬼の間を行き来する小角の性はおぞましい罪を背負わせる。
この作品はとある小説賞に応募し二次選考まで残ったものを加筆修正し、「メビウスリング掲示板」
というサイトに投稿したものをさらに加筆修正し、前の作者名で小説家になろうに投稿していたものを一度引き上げさらに加筆修正し、シリーズ物を統合したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-10 15:36:27
166103文字
会話率:40%