料理の腕は超一流、でもどこか凡人な洋食屋の店主・ヒナタ。彼の前に現れたのは、自らを「座敷童子」と名乗る少女・ユズだった! 彼女の願いは、人間にしか作れないとされる「幻の妖怪飯」を食べること。
最終更新:2025-07-18 00:00:00
32939文字
会話率:32%
風の中に在りし、妖怪・かまいたち。
彼らは17歳までに人へと転身する。
かまいたちの住む異世界、“東の森”の第3王女・栄生(さこお)は、王族でありながら、転身の儀に失敗、人界に追放された。
「壁役を見つけ、ひとりでも多くの鎌狩りを殺せ」
人界には、千年前よりかまいたちを狩る組織があった。
目黒区特殊害獣駆除係──通称“鎌狩り”。
栄生は、人界での自由を満喫しながらも、いつか森へ帰ることを諦めていない。
鎌狩りと戦うために。追われた国へ戻るために。
彼女は“壁役”を探す。
そして選ばれたのは、ひとりの高校生。
妖怪と人間。
狩る者と狩られる者、守る者。
交わるはずのない運命が重なり合うとき、
世界はわずかに揺らぎはじめる。
これは、かまいたちの王女とひとりの少年の、
終わりと始まりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:20:00
24645文字
会話率:17%
世界が欲しくば天上の桜を奪い取れ
世界を死守したくば天上の桜を護り抜け
西遊記の平行世界のような場所で繰り広げられる三蔵一行、妖怪、人間、神仏の攻防。のはず、……多分……きっと……。
天上の桜は聖樹か、それとも妖樹か。神仏の思惑
に翻弄される人々。
戦いなどの場面が多々入ります。残酷な描写もありますので、ストレスを感じる方もいらっしゃるかもしれません。m(__)m
できる限り直接的な言葉にならないよう、あえて遠回しなわかりにくい言い方になっています。
この物語はたぶん “非なろう系”、小難しい言葉がちょくちょく出ます。
玄奘三蔵一行と言うより、神仏の方の出番が多かったりするかも。三人称です。
この話は『カクヨム』にも投稿しています。
十数年前に趣味で書いていた話を元に、つくり直しています。
この話は、絵空事、ご都合主義です。誤字脱字もあろうかと思われます。初投稿ですので色々不備もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。m(__)m
※亀更新です。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:00:00
442030文字
会話率:45%
魔法少女のクーリングオフを要求する!
みなさん聞いて下さい! 使い魔に騙されました!
私はどうしても魔法少女なんか嫌だと言ったのに、彼らは執拗に私に魔法少女になる事を強要して来ました。
しかも魔法少女としての仕事内容は私の大嫌いな幽霊退
治。こんなの受ける理由ありません。
でも、コイツらの団体は言葉巧みに私を誘惑するような言葉を並べ、それでも私が断ると今度は脅しに切り替えて逃げ道を潰して来たんです!
ね?酷いですよね!?
そして危険性は少ないと言うから私は渋々、魔法少女になる事を了承したんです。
なのに初っ端からアレは何ですか!?
使い魔たちは全員様子がおかしいし、仲間はクセの強いヤツらばかり!
あげくの果てに先輩魔法少女(笑)はイキってあんなことになって…。
トラウマです! もうPTSD物ですよぉ!?
…はぁ。もう魔法少女辞めたい……。
あとどれだけこんな事を続けなきゃならないんだ…。
**********
魔法少女に、幽霊や怪異退治の要素を取り込んだ作品です。
アクションより人間関係に重点を当てて書いて行く予定です。
私の他の作品と異なり、グロ多めで、エロは出来るだけ抑える方針です。
一章ごとに書き溜め方式を取っています。
書き溜め期間(休止)→毎日投稿というスパンです。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 19:40:00
297060文字
会話率:47%
黄泉の神の使者、『鴉』。
その任務は、黄泉から逃げ出した妖怪たちを殺し、再び黄泉に連れ戻すこと。
妖怪は人間社会を影から蝕み、支配する。
もはや妖怪の国となった日本は、あの弾けるような好景気、経済成長を経て世界の中心となった。
&qu
ot;力"が全てを左右する。
武力、知力、権力、そして財力。
『四大財閥』が支配した日本の闇夜を、鴉が駆ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 19:10:00
31626文字
会話率:36%
鮎川千咲は短大卒業後も就職が決まらず、学生時代から勤務していたインターネットカフェ『INARI』でアルバイト中。ずっと日勤だった千咲へ、ある日店長から社員登用を条件に夜勤への移動を言い渡される。夜勤には正社員でイケメンの白井がいるが、彼は顔
を合わす度に千咲のことを睨みつけてくるから苦手だった。初めての夜勤、自分のことを怖がって涙ぐんでしまった千咲に、白井は誤解を解くために自分の正体を明かし、人外に憑かれやすい千咲へ稲荷神の護符を手渡す。その護符の力で人ならざるモノが視えるようになってしまった千咲。そして、夜な夜な人外と、ちょっと訳ありな人間が訪れてくるネットカフェのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 19:10:00
90023文字
会話率:40%
妖怪と人間がいまだ共存する日無村。しかし、最近は人と妖怪の間で争いが増えるようになっていた。
その村に住む日浦小姫に、ある日、異変が起こる。左腕、そして左足が、煙で消えたように無くなってしまったのだ。
村長でもあり、両者の間を取り
持つ調停者でもある彼女の母親に相談すると、妖怪と結婚すれば、元に戻るかもしれないと言うのだが――?
一筋縄ではいかない河童の妖怪・乙彦と、調停者の娘である小姫の、異種族間ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 18:00:00
262619文字
会話率:36%
――むかしむかし、と言うには、少しだけ新しい時代の話。
“ヨイノ”という国があった。
江戸にも似た街並みに、妖怪と人間が肩を並べて暮らす、不思議な場所。
笑い声と泣き声と、時々ちょっとした悲鳴が混じる、雑多でにぎやかな町だ。
その街のは
ずれ、目立たぬ長屋の一角に、ひとつの暖簾がかかっている。
「ことのは堂」
看板も貼り紙もない。ただ暖簾に筆文字がひとつ。
何の店なのか、初めての者にはよく分からない。
けれど、口コミは広がっている。
「悩みごとがあるなら、ことのは堂に行ってみな」
「声にできない話でも、聞いてくれるらしい」
「人でも、妖でも、ちゃんと向き合ってくれるってさ」
そんな噂を頼りに、人も妖もやってくる。
何を買うでもない。何を売るでもない。ただ、誰かに“言葉を届けたい”者たちが。
ことのは堂を営んでいるのは、一人の男だ。
名を、高道(たかみち)という。
歳は三十代の半ば。物腰は柔らかく、言葉は穏やか。
人と話すときは冷静だが、その目の奥には火種のような熱がある。
「お悩みなら、お聞かせください。……言葉は、口から出たときが始まりですから」
そう言って、相談者を迎えるその姿は、僧侶でも教師でもなく──ただのひとりの聞き手だ。
けれど、その言葉は、不思議と胸に残る。
彼は、話を押しつけない。助言もしないことがある。
けれど、いつのまにか相談者の心に、小さな光を灯していく。
高道はもともと、ヨイノの人間ではない。
──ある日突然、ここにいた。
転生だったのか、流れ着いたのか。彼自身もその理由は語らない。
けれど、“ことのは堂”という場所が、彼にとっての新しい生きる場であることは確かだった。
高道には未練がない。過去に戻りたいと思わない。
この不思議な国の喧騒も、妖怪たちの奇行も、どこか面白がって受け止めている。
「せっかく異世界に来たんだ。なら、楽しく暮らしてやろう」
その心持ちが、妖も人も、彼の元に惹きつけるのだろう。
今日もまた、誰かが暖簾をくぐる。
言葉にできない気持ちを抱えて。
声にならない声を、届けたくて。
そして高道は、静かに湯を沸かしながら、その人(あるいは妖)の話に耳を傾ける。
「焦らなくていいですよ。……言葉が整うのを、ここで一緒に待ちましょう」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-17 17:30:00
34286文字
会話率:49%
――人の闇に、妖(あやかし)は映る。だが、影を作るのは、いつも人間だ。
現代日本。
都市の片隅でひっそりと探偵業を営む男――城戸蓮司(きどれんじ)・35歳。
過去のある事件をきっかけに、“人には見えぬもの”にも目を向けるようになった彼の元
には、
不可解な事件や「妖怪が現れた」という相談が舞い込むようになる。
ぬらりひょん、雪女、河童、座敷童、狐火――
古くからの怪異の名が、都市の闇にまぎれて再び姿を見せ始めるが、
調査の果てにたどり着くのは、いつも「人間が犯人だった」という現実。
“妖怪”とは、心に潜む恐れ・願望・罪を映し出す影に過ぎない。
ではなぜ、人はその影を“妖怪”と呼んでしまうのか――。
探偵・城戸は、真相を暴くたびに、
現代社会にひそむ狂気と、誰もが持つ「闇の正体」に向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 15:00:00
21288文字
会話率:18%
人間だと思っていたら妖怪の親玉だった
キーワード:
最終更新:2025-07-17 10:15:25
1362文字
会話率:0%
それより怖い人間には気をつけないといけませんね
最終更新:2023-11-08 09:44:55
1358文字
会話率:0%
人間以外が居たっていいじゃないか。
日常の何処彼処に、人間以外が居たっていいじゃないか。人間以外が当然にいるのは普通。でも、動物とかではないんだよ。
妖怪、神様、それ以外の何か何か。
日常に溶け込んでいたっていいじゃないか。
彼らに
は彼らの日常が普通にあるのだから。そんな一角にドラマがあるようでないようで、普通のごく普通があったっていいじゃないか。
妖怪と人間の恋模様とかが、あってもいいじゃないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 10:00:46
11212文字
会話率:52%
私は記憶の無い幽霊です。
名前は、保護してくださった……綺麗な瞳をお持ちの国綱(くつな)さんからつけてくださいました。翠羽(みはね)と申します。
視える存在は限られていますが、お家から出るとたくさんの存在と出会います。人間、妖怪、獣人、
異星人、エルフ……などなど。
記憶の無い私でも、出会うたびにわくわくとしてしまいます。私はどうやら、記憶が無いだけでなく……身体が実在しているようです。力と言うものもあるようなのです。
そして、何でも屋をお仕事にしている国綱さんは……『私』を見つけてくださいますと約束してくださいました。綺麗な……ご自身に寄生されていると言う『蘇芳』と言う力を使って。
相反する力を持つ者同士の、身体を取り戻すための目標を遂行しつつも。
『私』が【私】を知るための時間が動こうとしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 17:00:14
134051文字
会話率:27%
名古屋は錦町。
歓楽街で賑わうその街中には、裏通りが数多くある。その通りを越えれば、妖怪変幻や神々の行き交う世界───通称・『界隈』と呼ばれる特別な空間へと足を運べてしまう。
だがそこは、飲食店や風俗店などが賑わうのは『あやかし』達も
変わらず。そして、それらが雑居するとあるビルの一階にその店はあった。数名のカウンター席に、一組ほどの広さしかない座敷席のみの小料理屋。そこには、ちょっとした秘密がある。
店主が望んだ魂の片鱗とも言える『心の欠片』を引き出す客には、店主の本当の姿──猫の顔が見えてしまうのだ。
これは元地獄の補佐官だった猫が経営する、名古屋の小料理屋さんのお話。地獄出身だからって、人間は食べませんよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 16:15:16
317992文字
会話率:49%
キミに出会ってから僕の世界は美しい銀色になったんだ。
これは、普通の人間の僕と、ちょっとおかしな雪女とのお話だ。
20XX年、妖怪と人間が入り交じる、妖乱学院(ようらんがくいん)に僕、北野蛭間(きたのひるま)は入学した。
この学院
に入学したのは、紛れもない、雪女が共に入学すると聞いたからだ。
その雪女は、世界を、銀色に塗り変える事ができる、不思議な女の子だ。
ただちょっと正確に難ありだけど、僕はその雪女に惹かれたんだ。
だけど、まさか彼女にあんな秘密があったなんて...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 06:02:04
8616文字
会話率:61%
あらすじ
時期:中学3年の5月
連載予定:2025/03/08-2025/06/30
肝試し中に飛ばされた先は怪世界。そこは人間と妖怪が共存する不思議な国。しかし妖怪が人間を襲ってきた。平和を取り戻すため、元の世界に戻るため。ヒツギは共
に飛ばされた同学年の参加者と合流しつつ冒険に出る。
登場人物
|氷川柩岐《ひかわヒツギ》
アドリブで生きる自由人留学生。その実力は未知数。知り合いのいない肝試しに参加した。地図を片手にショートカットを試したら見知らぬ世界に踏み入った。
|小竹狐行《こたけコユキ》
イタズラ好きで肝試し仕掛け人。挑戦者ペアの片割れと成り代わるドッキリを図り、今回の企画を立てた。
|北参道天羽《きたさんどうアゲハ》
サボりがバレて地上に飛ばされた天界の住人。知人の居場所を尋ねたら肝試しに参加させられた。
|三郷楽阿《みさとラクア》
好きな子が肝試しに参加すると聞いて幼馴染を連れて合流した。だがペアになれず早く終わらせて帰りたい。
|美南哀月《みなみアイリ》
何かが起こると直感した友達に連れられて参加。雪の妖精を追ってコースから逸れてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:31:10
224652文字
会話率:46%
孤独な少年と、孤高の妖怪——境界の夜を駆けるふたりの物語。
霊と対話が出来る高校生・雨宮水月と、訳あって“留年”したカラス天狗・黒羽梅雨雄。人間と妖怪が共生する学び舎で、彼らは「怪異討伐」のバディとして出会う。
心の闇に触れながら、ふ
たりは次第に「絆」とは何かを知っていく——。
■短編のため不定期更新 毎月、2~3話投稿予定
■2025/7/5 第0話 投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 20:25:40
21177文字
会話率:32%
妖怪好きの大学生の松下幸助が不慮の事故で命を落とし、死を実感しきれない中目を覚めた場所は異様な空間であった。更に幼女が死をあらためて伝えるというシュールな目に合う。死を伝えた少女はある事を告げ、自身の気持ちを伝えて彼を異世界である妖界へと導
いた。
妖界に辿り着いた彼は妖怪と友達になりたいと声を掛けたところから運命が動く。
幼女から授かった異能の力を知らないまま、彼はある事を無意識にしていく。それが彼が好意を抱く妖怪を引き合わせたとも知らず……。
人間と妖怪の異世界ファンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:24:21
865792文字
会話率:33%
事故で亡くなった松下幸助は、気味の悪い空間で妖怪と名乗る少女と出会う。自ら妖界という妖怪が生きる世界の転移を選び、少女から装備品と加護、告白を貰う。
妖界の世界に飛ばされた彼は、妖都に属する亡夜という町に降り立つ。初めて見る妖怪達に興奮した
彼が妖怪に話しかけたところから物語が進む。
妖怪と人間の共存する世界での異世界ファンタジーと怪奇ホラーを織り混ぜた物語です。
『妖界放浪記』の長編集で、なろう系小説に投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 11:58:08
385060文字
会話率:36%
妖怪でありながら妖怪を狩る陰陽師となった少女の、青春と宿命の物語。
高校生の藤原柚子(ふじわらゆずこ)は、ある日自分がこの世で最も恐れられた妖怪「白面金毛九尾の狐(はくめんこんもうきゅうびのきつね)」の娘であるということを知る。娘は幾度
も転生して力を蓄え、殺生石に姿を変えたまま封印された母親を甦らせる使命を与えられているという。だが、柚子には前世の記憶が一切なかった。
人間としての母親を妖怪に殺された柚子は、妖怪でありながら陰陽師となり、仲間と共に運命へと抗う。
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認、推奨するものではありません。
性的暴行を示唆するシーンがあります。ご注意ください。
カクヨム、TALESにも同作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 19:19:45
246509文字
会話率:54%
有名な自殺スポット、富ノ裏神社。
オカルトサークルの活動の一環でこの場を訪れた旅籠守仲は、数枚の写真を撮った後に神社から伸びてきた異形の腕に捕まってしまう。
目が覚めるとそこは異空間。
そしてそこにいた神と名乗る異形は、旅籠にこう
告げる。
「和風異世界、いかがですか?」
神の手によって強制的に異世界に投げ出される。
降りてきた地で旅籠を待っていたのは……人間を慕う、異形共だった。
これは人間、妖、鬼、獄門、異形なる勢力がいる中で、最弱の種族、異形と共に元の世界に帰る為奮闘していく物語。
また……消えた旅籠を探しに来た二名の友人が、この世界に迷い込むのだった。
誰も見たことのない異形共の下克上。
いかがですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:00:00
262757文字
会話率:31%
この世には、俄かには信じ難いものも存在している。
妖怪、悪魔、都市伝説・・・。
それらを総じて、人々は“オカルト”と呼んでいるが、
そう呼ばない者達も居る。
時に、便箋小町という店を知っているだろうか。
今で云うところの運び屋であるのだ
が、ただの配達業者ではない。
高校卒業後、十九歳になった垂イサムは、
この便箋小町に入社して3ヶ月になる新入社員。
ただの人間である彼は、飛川コマチ率いるこの店で
俄かには信じ難い不思議な物語の道を歩む事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 11:00:00
232513文字
会話率:58%
天上聖神大帝君。通称、上神様が創られたとされる、大隔海という五つの土地に人間が住まう世界。その地から六〇〇年前に天上界へ飛昇し、燦浄と名乗る仙道がいた。彼は何やら地上での因縁を未だ抱えているらしく、天上界では日々平々凡々と半ば隠居のような
暮らしぶりである。しかし、彼の師匠であり最高位の三神仙のうち一柱、遣天高主人士が、彼を天命に推薦する。
「人に転じて成すべきを成せ」
斯くして、燦浄は人の子紫水として地上へ遣わされた。宝具、仁神白璧を手に、仙道であることをひた隠し、北の国を調査すべく放浪の旅へと向かう。そのような最中、初めに訪れた町で、星鸞と名乗る青年に出会う。彼は剣客でありながら旅芸人をする謎の人物。彼との出会いにより、燦浄の過去の因縁が紐解かれていく。
***
中華風神仙道ファンタジー冒険奇譚バディもの、バトルもミステリーもあるよ。という、好きなもの全部乗せのような作品です。
本場中国とは土地、歴史、人物、宗教等々一切関係ないフィクションでありファンタジーです。(つまり雰囲気が古代中国っぽい異世界)なので登場する神様や仙人道士、さらには妖怪などの名前、設定、解釈は、元とするものがある場合もありますが、独自のものと混在しておりますのでご容赦ください。
なお、mixiに先行連載している作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 09:48:12
82610文字
会話率:42%
中国の神の1柱・混沌。彼女に与えられた仕事は「人類を輝かしい繁栄に導く」こと。
どう導けば最も繁栄できるのか? 術を使って未来のシミュレーションを行う中で、どの仮想未来も同じタイミングで滅ぶことに気がつく。
西暦22XX年、地球のエネルギー
を求めてやってくる宇宙からの侵略者――その存在に頭を抱えながらも、シミュレーションを繰り返す日々。
そんなある日「封神演義」という書がやたらと目につくので調べてみると、全ての未来で生み出されていることと、その中に自身が登場することに驚く混沌。
どうせ手詰まりならロールプレイでもしてみるかと封神演義の再現を目指した仮想未来はたちまちエラーを吐き、混沌自身もその世界に引き釣りこまれてしまう。
そこで出会った【みなもとのらいこ】を名乗る女性。
彼女と話す中でその世界が平安時代の日本であることを確認するが、そこは文化も習慣も人間のスペックでさえ混沌の知識から外れた世界だった――――――。
人、神、妖怪。様々な種族が彩る歴史ファンタジーコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 22:40:00
469716文字
会話率:58%