お腹痛い! くぅ~~~ううう!(笑)
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最終更新:2024-06-07 19:20:48
997文字
会話率:8%
西島 芽衣、19歳。
家族構成は小説家の父に作曲家の母、それに高校生と小学生の弟が2人。
あまりに出来のいい弟達に密かにコンプレックスを抱きつつも、第一志望の大学に受かり、それなりに楽しく平和な毎日を送っていた。
――――が、
大学に入学
してすぐの5月、両親の都合で引っ越すことになった郊外の大きな屋敷で、とんでもないモノと遭遇してしまう。
それは、5人の幽霊達。
はじめは幽霊なんて信じなかった芽衣だったが、それぞれが妙に個性を発揮してくる彼らに、いつの間にか馴染んでしまって………
『お前、そんなことでいちいち悩んでたら、この家で生きていけねえぞ?』
「……いや、すでに死んでる幽霊に言われてましてもね」
『ノーッ!幽霊じゃなくて、ゴースト!ウィーアーゴースト。OK?』
「……どっちも同じでしょう?」
『あら、全然違うわよ?アタシは、ゴーストの方がオシャレで好きだわ』
「……そこにオシャレを求めますかね?」
『でもほら、幽霊ってなんか怨念とか持ってそうな感じせえへん?』
「……逆にゴーストが怨念を持ってない証拠もありませんよね?」
『我はどちらでもよいと思う。が、その呼び名が望ましいと申すのなら、そのようにしてやってはくれぬか?』
「……かしこまりました」
ちょっとだけ、いやかなり賑やかな新生活がスタートするも、彼らの存在のせいで、芽衣の日常は大きく変わっていった。
そしてそれは、想像もしなかった真実を明らかにしてしまうのだった………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:00:00
305718文字
会話率:38%
サンタを夢見る頃が懐かしい
最終更新:2019-12-25 05:17:19
213文字
会話率:0%
異世界に住んでいる女の子達はそれぞれのスローライフを楽しみ、
自分に合う楽しみ方で生活をする事にしました。
女騎士『私はやはり、ギルドでお小遣いを稼ぐのが好きだな』
魔法使い『私は普通の女の子としての生活も好きだわ』
姉妹の剣士『戦闘は余
り得意じゃないから、他にも何か楽しいことがあるかな?』
四人のキャラクターを中心に描いた異世界ファンタジーが開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 10:14:19
103764文字
会話率:32%
「私はあなたの彼女にはなれないの。でもあなたの事は嫌いではないの。いえ、むしろあなたの事は好きだわ。だからあなた、私と両思いになりなさい!」「は?」ずっと好きだった小野川雪菜(おのがわゆきな)に告白をした重谷圭(しげたにけい)だったが、カッ
プルにはなれず両思いと言う中途半端な関係になってしまう。2人の成長と青春を描くほのぼの日常系ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 23:44:44
1142文字
会話率:37%
「俺、やっぱ日本好きだわ」
「私も!ねえ、私たちのことを神様に伝えてくれてる人たちの話聞いたことある?」
「なんだよ、妖怪か何かの話か?」
「ちがうよ!その人たちはちゃんと見た目も中身も人間なの!でも不老不死なんだって。」
「不老不死?あほ
くさ。」
「もう!でね、その人たちが私たちのことをちゃんと見てくれてるから、神様は応えてくれたり、くれなかったりするんだって。」
「ようはそいつらにバレないようにしてればいいんだな?」
「そういうことじゃないってば!でも各地を転々としててどこにいるかわかんないんだってさ。」
「この町にも来たことあるのかもしれないな。」
我が国日本を愛する不老不死たち。彼らは愛してやまない我が国の歴史に名を残すことは決してできない。人間味あふれる不老不死たちの気まぐれに巻き込まれた人間たちの軽快かつ諧謔的な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 16:50:55
7122文字
会話率:39%
―――ザザッ、ピッ〈暗闇に浮かび上がるモニター〉
こんにちわ。
俺は江尾 旦、よろしくな。
出来れば面倒事は避けたいタイプ。高校ではのんびり生活したい。中学時代の出来事が原因でそんな風に思ってた。そんな俺が部活必須の高校に入学し、選んだ部
活はUBC、放送部だ。しかも…
『活動内容:年間行事の撮影、音響整備、毎月のテレビ朝礼で流す番組の撮影・編集、年二回の大会への作品出品、その他学校内雑務等。※入部した場合、年間行事はほぼ部活動に費やされます。クラスの活動にはほぼ参加できません。例:クラスごとの集合写真に映れない、修学旅行でクラスの友達と行動できない等
その為、教室での思い出が欲しい方への入部はお勧めできません。部室:一階南階段手前』
なんて部活動紹介に乗ってる部活。幼馴染の愛生 満智は、俺が仕事が多そうなこの部活を選んだことを不思議がってた。でも、俺にはばっちり下心があったんだよ。
で、入部してどうかっていうと…部長にこれだけ言わせてほしい。部活の活動内容はもっと詳細に書くべきだってな。まさか放送部に入部して人間じゃない奴らの雑用まで請け負うなんて、思わなかった。普通誰も思わないよな。だから最初は参った。『非日常』がすぐそこに転がってる。でも『日常』はのんびり進んでくわけだ。とにかくギャップがすごい。俺、自分で言うのもなんだけど思春期真っ盛り。多感なお年頃ってやつ。
…まぁ、ここでグチグチ言っても仕方ないけど。とりあえず…これも何かの奇縁ってやつだ。俺らの青春、のんびり眺めてってくれよ。…見えてるんだろ?
――――ザザ―ッ…ザ―…〈以降砂嵐のみ〉
カメラを回していた部長は満足げに笑っている。その笑顔が怖い。入部して早半年、俺は今度は何をやらされたんだろう。突然自分のこれまでを振り返れと言われてリハ無しで挑んだ俺すごい。そして最後の指定された一文が色々な不安をこれでもかと煽ってくる。
「部長…俺は『誰に対して』日常を観察して!なんてストーカーほいほいなこと言ったんですか?」
「細かく聞きたい?」
「…いや、いいです。」
怖いって。本当に何させられたの俺。…でもなぁ。
「部長、あと5分くらいで心の準備して聞きますから答えてください、細かく。」
「私あんたのそういう図太いとこ好きだわー」
しょうがない、これが俺の青春時代だからな。楽しもう。はぁ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-02 22:35:15
2330文字
会話率:40%