純文学作家の霧山薫子は、かなり身勝手な女編集者の天城に「異世界ラノベを書いて欲しい」と電話越しに頼まれ、断る暇もなく通話を切られてしまう。
異世界は愚か、ラノベなんて一切読んだ事ない霧山は当然その依頼を無視しようとする中、母親から宅配が届く
。
その宅配は霧山の従姉妹であり3年前に失踪した友里ゆり子の持っていた異世界モノのラノベや漫画、そしてゆり子が自作した『黒歴史級の異世界小説』が書かれてあるノートだった…………。
霧山は本能の赴くまま、気になるその黒歴史ノートを読むことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 00:37:54
41229文字
会話率:52%
悪質なワナが仕組まれたファンレターが、小説家のもとに届けられる。小説家を守るため、その担当編集者は、悪党どもと対決することになる。
最終更新:2006-10-09 15:18:56
3944文字
会話率:34%