第六天魔王の血を引く末裔を抹殺するための組織「御防人」
女子高生九鬼葉月は、彼らの魔の手にかかり暗殺された。
……と思ったのもつかの間、目が覚めてみれば異世界アヴァロンで天使のような美女に抱きついていた(笑)
ティータと名乗るその美
女もまた魔王の血族であり、魔族は現在人類によって滅亡の危機に瀕しているという。
異世界でもなお魔王の血族として迫害されるなんて!
葉月はこの世界を幸せに生きるために、人類と戦うことを決意した。
それはともかく、ティータのセクハラをなんとかしなくちゃ!と思いながら……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 07:00:00
37670文字
会話率:26%
静寂な部屋中に鳴り響くアラーム音。
今日もいつも通り、朝六時丁度にその音はなる。
ただ、今日の朝は少し違う。いつもと同じ普通の日ではない、特別な日。
『桜舞う季節』と言えば皆は何を想像するだろうか。
お花見、入社式、新生活を始める人
もいるし、出会いや別れを想像する人もいるだろう。
だが多くの人はこのことを連想するであろう。そう、入学式。
今日は俺の高校生活が始まる日、高校の入学式なのだ!
高校生。なぜ人はこの単語を聞くだけで幸せになるのか。不思議で仕方がない。
この単語を口にするだけで彼女ができる気がする。(気がするだけ。)
そうだ、俺は彼女が欲しいのだ…
キスしたりその先も…なんて、断じてそんな不純な動機ではない!ただ、【一緒にいるだけで幸せになる人】ということに興味があるだけなのだ。本当だ。
今まで異性と一緒に居ても、いまだにそんな感情は抱いたことがない。
まだ未熟者ということもあるのだろうか?
一緒に買い物に行ったり遊びに行ったり、二人きりになってもドキドキしたことがない。もう今では八割くらい姉貴達のせいにしてその事は忘れようとしていた。
けれども。入学式、出会いの季節というものは何故こんなにも気持ちを高揚させるのか。
【早くあの人に会いたい。】
抑えていた感情がすべて爆発する。俺は枕で口を塞ぎ、叫んだ。
「俺も早くドキドキしてぇーーー!!」と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 00:19:34
32938文字
会話率:28%
女は死に瀕していた。理由は明白である。女は美人であった
最終更新:2015-08-19 00:00:00
1333文字
会話率:0%