リオは女しか生まれない呪いをかけられた王族の生まれで、慣習通り「王子」として育てられた。
そして17歳になったリオは隣国との外交担当に任ぜられる。
しかし、外交公務で向かった隣国にて、その国の第一王子フィルに女であることがバレてしまう。
リオはフィルがまわりに秘密をばらさないか心配になり、しょっちゅうフィルのもとに通う。
フィルはそんなリオを冷たくあしらうが、ある日フィルはリオを押し倒す。
「男を甘く見るな」
急な恋愛展開をきっかけに、二人は急接近して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 00:35:46
21381文字
会話率:50%
侍女のあたし、メイはご主人さまであるアルフェさまの魔法のミスを帳消しにするために自分の身を投げ出した。死を覚悟したあたしに戻ってきたのは「滅亡の魔女」を呼ばれて殺された過去と魔女の魔力。でも、あれれ、あたしの知ってる魔女の死と実際の死は違
うみたい?
――そこは、古代語魔法と精霊魔法の2つの魔法がある世界。そして古代語魔法が精霊魔法よりも下に扱われている世界。古代語魔法の母とも呼ばれる魔女の転生であるメイは魔女であることを隠す決心をするが……。
転生+友情魔法学園物語。恋愛やら百合っぽい主従関係もありますが、基本的にはほんわかほんのりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 20:23:38
77126文字
会話率:51%
我が校にはとてつもなく目立つ有名人がいる。チカ先輩だ。
見つけようと意識しなくても彼女はみつかる。なぜなら、チカ先輩は全身、蛍光色でコーディネートをキメているからである。
だけど、僕は知っている。彼女が蛍光色である理由を。
一つ、
あえて目立ちすぎる格好をすることで目を逸らさせ、女優であることを隠すため。
そしてもう一つは──
──魔法少女であることを隠すため。
チカ先輩の使う魔法道具はどれも蛍光色だから、持ち歩いていてと不審に思われないようにという配慮なのだそうだ。
そんな彼女と縁が出来てしまった僕と幼馴染みの斗真は、時折、放課後に先輩の仕事を手伝うことになってしまった。
突発的な事故で世界と世界の狭間に迷い込んでしまった異界の存在を保護し、元の世界へ帰すという仕事である。
……よくわからない? 安心して、僕もだ。
これは、僕と、チカ先輩と、斗真の三人が、異界の迷子と交流しながら、何やら訳ありらしい過去を清算するお話である。
……はぁ、さっぱり意味がわからない。言い換えよう。
これは、僕がチカ先輩に振り回される日々を綴った物語である。
※第五回 書き出し祭り参加作品です。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 21:00:00
136431文字
会話率:57%
アンジェリカが聖女として異世界に召喚されてから、七年の月日が経とうとしていた。
とある国の王に召喚されてから、ずっと監禁され、アンジェリカは外の世界を知らないでいた。
そんなある日、侵略者が城に攻めてきて、王を討ち取った青年にアンジェリカは
保護される。
他国で保護された後、アンジェリカは聖女であることを隠すために、助けてもらった青年――――クルトの婚約者として、クルトの屋敷に住むことになった。
※これは「カクヨム」にも投稿しております。
最後まで予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-07 07:00:00
108837文字
会話率:48%