『幻象』を語る少女・アークと、とある事情から彼女に仕える身となった少年・棺柂(きい)は龍神信仰の根付く田舎町の町長から『幻象』解決の依頼を受ける。町を覆うのはそれぞれの浅慮。ろくでもないその結末とは……?
作者が以前に書いた「奇異奇譚集」
の読み切り短編です。本来なら「奇異奇譚集」の方も読んでいただければより楽しめる……とか言うべきなのでしょうが、如何せん元が短編用の一話完結ネタなので、此処に上げられているのは今作のみとなっています。それだけでも出来る限り楽しめる内容に仕上げている(つもり!)なので、どなたでも、お目に止まったなれば読んでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-20 22:21:51
8263文字
会話率:52%