「うわー、何やってんの??」……と、驚いたフリをしてみる。ここは近所からいくつか離れた場所にあるコンビニ。そこで、中学の同級生だった孝平がバイトをしていることは、夏休みの頃から知っていた。 近所ではなく、わざわざちょっと離れた場所でバイトを
始めた理由を知っていたあたしは、なるべくここには近寄らないようにしていたのだ。
避けていたはずの彼に会いに行ったのは、とある噂を聞いたからだった。友人の枠を抜け出せない、一歩踏み出すまでいかない、一方通行の恋愛話。(他サイトでも掲載済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 23:07:20
1958文字
会話率:23%
東京。失恋したばかりの彼女は、彼が部屋に残していったパセリの苗を、どうしても捨てられない。そんな時、新しい恋が始まって…
『つぶやき』だけで展開していく、ちいさな恋物語。切なくて甘い、そんな想いをパセリに乗せて。
最終更新:2010-06-07 15:08:53
3664文字
会話率:18%