失われていく記憶の中で、葛藤していく作品。
最終更新:2024-05-01 20:36:34
44773文字
会話率:57%
あらすじ
5年前に誘拐された事によって
記憶障害になった陽乃は
学校にも行けずに執事と
日々を過ごす生活を送っていた。
一方で、陽乃の5年前の誘拐を
防げなかった後悔で陽乃に
忠誠を誓い、いつも側にいる
執事の暁斗は陽乃が記憶を
取り戻せ
ないどころか、
自分と過ごした日常でさえも
記憶出来ずに忘れてしまう事に
苦しんでいた。
そんな中、暁斗の父である
カメラマンの克哉から
カメラを手渡される。そして、
父からある言葉を聞く事になる。
その言葉は「写真は記憶に残らない
物でも記録には残る。」と。
暁斗はその言葉に賭けて陽乃と
写真を通して失われ続けていく日々を
思い出として残していく事となった。
登場人物
西園寺陽乃(さいおんじはるの)
17歳の高校2年生。5年前にとある組織に
誘拐されてそのショックで記憶障害が
残ってしまった。その影響により、
昨日以前の記憶を思い出せずに
忘れてしまう後遺症がある。
学習能力面での記憶は問題無いが、
自身の記憶障害に失望して
学校には誘拐されて以降、
一度も通えていない。
執事の暁斗には、自身の誘拐が
彼に後悔を残してしまっている事を
悔んでおり、いつも一緒に居てくれる
事を申し訳なく思っている。
菅原暁斗(すがわらあきと)
22歳。5年前から陽乃の執事として
仕えているが、5年前の新米の頃に
陽乃の誘拐を防げなかった自分の
不甲斐なさに後悔し続けている。
その後悔から陽乃に生涯忠誠を
誓う事となった。
陽乃が日々失われていく記憶に
苦しんでおり、何とかして
彼女に歩んできた人生を
思い出として残したいと願っている。
父からカメラを受け取った事により、
写真を通して陽乃との思い出作りに
奔走する。
菅原克哉(すがわらかつや)
暁斗の父であり、有名なカメラマン。
暁斗が17歳の頃から執事をしている事を
暖かく見守ってる反面、暁斗が陽乃に
対して後悔を抱いている事を心苦しく
思っている。そんな暁斗に転機になればと、
カメラとある言葉を託す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-26 22:07:07
15844文字
会話率:25%
桐の祠が拓いた道は、私達の知らない怪異の世界へと続いていた。
そこは桐の祠の伝承の通り、永遠が約束された世界なのだろうか?
それとも――。
徐々に失われていく記憶と、深まる謎。
私達は元の世界に戻るために、真相を追い求める。
歴史と神話の
織りなす謎解きホラー。
※カクヨムでも同時連載をしております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881220476折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-22 12:00:00
233593文字
会話率:29%
突如として起きた大災害取り残され、廃墟で1人生き残った僕は世界を移動する女神様と出会った。
黒地で喪服のようなワンピースに頭には白い百合の花。葬送の際に置かれる銀貨のような瞳。
そんな彼女にチートを与えられ、相棒として膨大な年月を生き
る事になった1人の少年の物語。
pixivにも転載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-27 06:01:20
5115文字
会話率:30%
第二章 学園入学。忘れられた再会
天王が与えしは天の力。
天は万物を創造し、世界を平穏に保つ静の力。
天は誠実に生きようとする希望。
魔皇が授けしは獄の力。
獄は万物を破壊し、世界を不穏に変える動の力。
獄は傲慢に生きようとする絶望。
二つは相対する力
☆★
二人と別れたソリスは帰ってきた町で新たな友人をつくる。
それと同時に失われていく記憶と消えていく約束。
そして知っていく世界のこと。
「天獄というのは神から一人に一つ与えられた力のことで、生まれた時に祝福を与えられるか、判決を受けることで天か獄かに分けられる」
その後成長したソリスは学園に入学する。
分けられた最低クラスと認めざるを得ない自身の無力。
そこで出会う新たな仲間と今までの友人、そして――
「どうしてあたしの名前を?」
時の流れと共に得るものと失うもの。
ソリスの学園生活が始まる。
【エブリスタ】重複投稿
エブリスタのほうではゲームブックとして選択肢を設けています。
こちらでは一貫ルートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-07 19:00:00
20479文字
会話率:48%