自分が理想とする世界と、そうではない現実の世界との差を描いたローファンタジー作品です。
この地球で新たなに発見され、蔓延し始めた『レスウイルス』。
そしてそれによって引き起こされる『レス病』。
このウイルスにかかってしまうと、人は
体の部位の一つを「レス」、つまり無くしてしまうという。
そんな状況にいたこの俺は、実妹である摩夕と、幼い頃に両親に変わって引き取ってもらったおばさんとともに、田舎でのんびりと暮らしていた。
摩夕は高校一年生で、顔は可愛いのだが普段から生意気で、俺にとっては厄介な存在であった。
しかしそんな状況の時に摩夕がレス病に感染してしまう。
さらにそんな中で二人の身に様々な試練が訪れる。
果たして俺はこれらの辛い現実を受け入れながら、摩夕との絆を深めることが出来るのだろうか?
そしてこのウイルスにむしばまれてしまった摩夕は、無事に元に戻れるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 13:40:10
70098文字
会話率:27%